MRT乗換駅目の前&広々個室部屋&1泊約3000円から!
台湾の桃園空港から台湾新幹線に乗って高雄(カオシュン)市の新幹線駅、左営(ズオイン)駅までやってきました。
左営駅はさすが台湾第2の都市らしく巨大な駅舎でして、テイクアウトメインの銘菓店やオシャレなショップなどテナントがビッシリと揃っています。
左営駅の目の前もかなり発展していますが、高雄市の中心となる高雄駅やMRT乗換駅である美麗島(メイリーダオ)駅といったメインターミナルからやや離れているので、MRTで移動するのが高雄観光の基本かと思います。
とりあえずはスーツケースもあることなので、一旦ホテルに行ってチェックインすることに。
今回予約したホテルはそんなMRT乗換駅の美麗島駅のすぐ目の前という「中央大飯店(センターホテル)」です。
さっそくMRT美麗島駅を降りて地上へあがってみるとホントにすぐ目の前に中央大飯店がありました。
美麗島駅は幹線道路同士が交差する巨大十字路の真下にある地下鉄駅でして、十字路の四隅にそれぞれ1~4番出入口が設けられています。
中央大飯店はそんな美麗島駅の1番出入口が最寄となっていて、1番出入口から中央大飯店まではわずか30秒足らず。
ただ、立派な建物とは裏腹に入口は建物向かって左端にひっそりと。
フロント&ロビーも必要最低限のスペースしか無く、くつろげる感じではなく。
そう、建物はそこそこ普通に立派なホテルっぽいですが、1人1泊素泊まり3000円前後で泊まれる格安宿でございます。
3000円程度でありながら、完全個室部屋で各部屋にシャワー・トイレ付でしてホステルやゲストハウスといった宿よりも快適性は断然上かと思います。 …と言うのも今回の台湾一人旅は2023年3月の話でして、当時の台湾旅行への渡航条件として、滞在中は「1人(1グループ)1室」かつ「各部屋にトイレとシャワーがあること」が条件となっていました。
つまり、ドミトリーやゲストハウスやカプセルホテルといった共同部屋や半個室の宿はNGでして、個室部屋でも部屋にトイレとシャワーが無く、共同トイレ・共同シャワーの宿もNGというバックパッカー殺し(?)な条件が残っていました。
そんな条件をクリアした上で高雄市内で最安の宿を探したところ、中央大飯店となりました。
…まぁ「トイレ・シャワー付きの個室部屋」という条件は旅行3日前に撤廃されたので結局どんな格安宿でもOKだったんですが、今さらキャンセル&安宿探しも面倒なのでそのまま泊まることに。
そんなこんなでフロントでICカードタイプの鍵をもらって部屋に行ったんですが、なんかまだ清掃中らしく部屋のドアが全開でした。 チェックイン時間守ったのに…
…ちょうど近くに清掃のおばちゃんがいたので聞いてみたら、清掃も準備も済んでるとの事なので良しとしてお部屋に入ります。
改めて、こちらが今回泊まったお部屋。 先ほど言った通りトイレ・シャワー付きの完全個室ですが、思ったより広いですねー。
お一人様なのにベッドはまさかのクイーンサイズでして、ゴロゴロと寝ころびながら眠ることができました(そんなゴロゴロしてないけど) あと枕元にコンセントあり。
お部屋の雰囲気は何というか…エセ和風というか、昭和の和風ラブホっぽい感じがしますね…。 壁紙の変なピンク柄のせいでしょうか。
…まぁ台湾にもラブホはあるので…かつてはそうだったのかも?
そしてトイレ&シャワールームですが無駄に広く、シャワーカーテンといったものもないのでシャワー後はトイレまでビチャビチャ必須ですなぁ。 …いやこれ、かつては大きなバスタブがあったんじゃないかと??
まぁ日本のビジホみたいに狭すぎよりマシかもですが、冬の寒い時期は体が冷えてしまうかも? いや、高雄の気候ならなんとかなるかな?
ちなみに備え付けのボディーソープあり、シャワーの水圧は問題なし、お湯が出るまでちょっと時間がかかり湯温調節にちょい戸惑いました。
安宿なのであまり期待してなかったんですが歯ブラシと水のサービスがあり、意外とホテルとしての最低限のクオリティはあったかと思います。
こちらはチェックアウト時に開いていたお部屋をパシャリ。 部屋によってはバスタブがあるそうですね。
ただ、防音に介しては皆無に近く、話し声などはほぼ筒抜けで聞こえてきます。 ちょっと大きな声で話せば隣の部屋だけでなくフロア全体に響き渡る勢いで聞こえてくるので、そういう意味では普通のホテルよりも快適性は落ちるかなと。
まぁ台湾のホテルはある程度のホテルクラスでも防音性は無かったりするので、多少は妥協しなければいけない部分かもしれません。 お部屋には小さな窓があり、そこから美麗島駅真上の大交差点が見えます。 美麗島駅各出入口にある大きなガラス張りの屋根が印象的。
そもそも美麗島駅は単なる乗換駅なだけでなく駅自体が観光名所として有名な駅でして、巨大交差点の真下にあたる巨大円形コンコースには煌びやかなステンドグラスのパブリックアートが天井一面と二本の巨大な柱に施されていて、度肝を抜かれます。
どこかの著名なランキングで「世界で2番目に美しい地下鉄駅」にも選ばれるほどの美しさなので、中央大飯店に泊まればいくらでも見放題ですね(笑)
他にも美麗島駅から徒歩3分くらいの位置に高雄最大の夜市と言われる六合夜市もあるので、食事の心配は全く無さそうですし、観光の拠点として最強の立地かもしれません。
そんな訳で中央大飯店は高雄観光としてはアクセス最高の位置にある格安宿でして、シャワー・トイレがある個室を求めている人にとってはコスパ最強の宿でした。
建物自体やや古いので所々キズや剥がれはあるものの、清掃もまぁしっかりされている感じでして、これといった不満はありませんでした。
また高雄に来たら泊まりたいと思える宿だったので、一人旅やグループ旅行におススメかと思います。
料金:1人1泊3000円台~
・ちなみに僕はagodaで予約して当時約3200円でした
チェックイン/アウト:15:00/11:00
備考:宿泊前後の荷物預かりOK
HP:Centre Hotel Kaohsiung
【訪問時期:2023年3月/最終更新:2023年7月】
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