大行列必至の「釜バターうどん」が美味しい名店
1泊2日のうどん県一人旅の2日目の昼前という時間。 帰りの飛行機は14時頃という事でそろそろ〆のうどんかなーというタイミングでございます。
しかし、今回絶対に行っておきたかったうどんの名店に行ってなかったので、ここを行かずしてうどん県は去れぬということで超人気店の「手打十段 うどんバカ一代」にやってきました。
ワタクシもかれこれ17年前から数回うどん巡りツーリングをしているんですが、「バカ一代」の名前を知ったのはここ数年前でして、調べてみたら平成16年創業とまだ老舗というほどではないからノーマークだったかもしれません。
しかし、今では高松市内では1.2を争うほど大行列となるうどんの名店とな上に、さぬきうどんの名店では珍しい土日祝営業・夕方18時まで営業と守備範囲が広いので、それこそ連休中には店舗をぐるりと囲うくらいの大行列も発生するそうです。
駐車場も店舗周辺に大小いくつか点在していますが、それも混雑時には停められるかどうかわからないかと。
今回訪問時は平日のお昼前でして、店内はごらんの通り満員でしたが外まで行列が並んでいるというほどではなかったですし、駐車場も店舗裏の駐車場が空いていてすんなり停めることができました。 これはタイミング的にラッキーな方でしょうか。
メニューはこんな感じで、まずレジ前まで列が進んだら店員の方から注文を聞かれるので注文。 しばし立ったまま待って、うどんが来たらトレーに乗せてトッピングやサイドメニュー等を取って会計して席に着く流れ。
こちらのお店も天ぷら類がなかなかに美味しそうでございましたが、うどん店ハシゴ兼体調不良中ということで、やはり天ぷらまで手を出す気分になれず。
今度来たときは店舗数を絞って天ぷらを食べてみるうどん巡りでもしたほうが楽しめるかも。
注文したのはお店の看板メニューとなっている「釜バターうどん 小 490円(当時)」です。 刻みネギと天かすはセルフで取り放題です。
そもそも「バカ一代」はこの釜バターうどんでメチャクチャ話題ということで、お客さんのほとんどがこの釜バターうどんを注文していました。
釜たまで有名なお店は山越うどんなどいくつかあり、もしかしたらバターをトッピングで扱っているうどん屋もあるのかもしれませんが、初めからバターを乗っけた「釜バターうどん」をブランディングして流行らせたという意味では「バカ一代」が発祥かなと思います。
とりあえず生卵を入れて、卵とバターをまんべんなくうどんに交わるようかき混ぜます。 アツアツのうどんなので卵が良い感じに半熟になっていくのが釜たまうどんの魅力ですねぇ。
かき混ぜたので食べてみます。
うどんは熱い釜たまなので冷たいうどんほどのコシは当然ないんですが、コシではない…モチモチというか、柔らかい団子のようなふんわりとした弾力が残った独特なうどんでして、とても美味しいうどんでした。
名物の釜バターもバターが混じった事で香りものど越しも良くて、より釜たまのクオリティが上がった感があります。 たかがバター1つ乗っけただけかと思いきや、1つの料理として違和感なく完成された1杯でした。
また、釜バタうどんにかけるだし醤油も出汁感たっぷりでしてうどんに限らず納豆とかたまごかけご飯とかにも使えそうなのでお土産に買って帰りました。
ちなみにお土産の購入の際は行列に並ばず直接レジ買えるそうなので、お気に召したら帰る前に買うといいです。
という訳で、さすがに大行列が出来るだけあって大満足な「釜バターうどん」でして、あの味はやはりこのお店じゃないと再現できないかなーと思えるほどおいしい一杯でした。
どうも開店直後やお昼時は大行列だそうで、日にちとか時間帯によっては今回みたいにさほど並ばないで食えるタイミングがあるようなので、あんま並びたくなければちょっと混雑時間帯をずらして行くのが良いかと。
また、高松市街地からはやや離れているものの、高松市中心部の瓦町駅から徒歩約11分、最寄りの花園駅から徒歩約5分と、車が無くとも行けるチャンスはある上に駐車場の心配も要らないので徒歩勢にもおススメです。
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