予約すれば誰でも見学OK!バイクの展示も多数あり
今回のツーリングの目的の1つが「スズキとヤマハの資料館を見学する」という事でして、まずは浜松市にあるスズキ本社へやってきました。
いや、ワタクシも歴代バイクを7台乗り継いで、そのうち4台スズキ車という鈴菌洗脳済みライダーですんで、やはりスズキ車乗りなら1度は見ておかないと?
ちなみにヤマハの方は2日目の帰りに行ったので、また後日記事を紹介したいと思います。
このスズキ本社の向かい側にあるこちらの建物が、スズキ株式会社の生い立ちを知ることができる「スズキ歴史館」でして、事前に予約をすれば誰でも無料で見学がすることができる企業資料館となっています。
予約と言っても公式HPから来館日時と必要事項を入力すればいいだけでして、空いてさえいれば当日予約も可能となっているので比較的簡単に予約することができます。
なお駐車場とバイク駐輪場はスズキ歴史館の敷地内にあります。 常時係員が居るのでバイクは係員の指示に従って停める流れ。
1階 「インフォメーション(受付)・売店・展示車コーナー」
そんな訳で早速スズキ歴史館へ。 入ってすぐに受付があるので、申し込み後に送られる予約完了メール内のQRコードを提示して見学コースを見て回ります。
受付を済ませたら、すぐ後ろにあるテレビで「館内のご案内映像」(5分くらい)を視聴した上で見学開始となります。
基本的に見学は自由見学で、流れとしてはまず3階に上がってから2階→1階へと降りていくという順路となっています。
…ですが、先に1階の方から見ていきましょう。
1階は受付と売店と休憩スペース兼展示ブースがあるくらいで、資料館的な展示は3階と2階がメインとなっています。
売店にはバイクだけでなく車のスズキ関連グッズが多数並んでいて、特に「ジムニー」関連のグッズが結構多かった印象です。
その他一部界隈で人気となっている「スズキ湯呑み」の限定デザインだったり、そのほか小物類も充実していました。
あとはインドのスズキ工場の社食で提供されているベジタリアンカレーのレトルトなんかもオススメされていました。
個人的にはお肉が入ってほしかったのと価格がやや高めだったのでパスしちゃいましたが、お土産としてはいいかもしれません。
その他、1階にはレースで実際に使用されていたマシンの展示や…
実際にまたがることができるGSX1300Rハヤブサがありました。 やっぱこういうバイクの資料館は実際に跨がれる車両があるのが良いんですよねー。
…なんですが、「スズキ歴史館」内で自由に跨っていいバイクはこのハヤブサ1台のみでして、せっかくならもうちょっといろんな種類のバイクに乗ってみたかったなーと。
3階 「ものづくりの歴史」コーナー
ではここからは順路に従って、まずは3階の「ものづくりの歴史」コーナーから見学していきます。
3階はスズキという会社の生い立ちから近代に至るまでの発展や産業の移り変わりを紹介していまして、施設名通り、スズキの歴史を見学できるブースとなっています。
そんなスズキのスタート地点となったのが車でもバイクでもなく、足踏み式織機の開発です。
ワタクシ元々生まれも育ちも浜松だったので、小・中学校で地元の歴史や産業とか習ってたんですが、浜松の三大産業と呼ばれているものが「楽器」・「バイク」そして「繊維」なのは必修項目でして、そんな浜松の繊維産業の一翼を担っていたのが「鈴木式織機」の織機でした。
そんな鈴木式織機の当時の製品が展示されているブースから始まっていきます。
戦後間もない1950年代頃より、繊維技術で培った技術でバイクや自動車産業へシフトしていく様子が展示されています。
この3階のブースを見学して思ったのは、スズキのバイク・車の歴史は「庶民の足」として発展していったのが感じられる展示の仕方でした。
次の日訪れたヤマハの「ヤマハコミュニケーションプラザ」とはまた違う展示方法でして、今では貴重な昔の名車を展示しつつ、バイクも車も大衆車として庶民に親しまれていた要素をアピールしているような説明内容でした。
その最たるものが初代アルトでして、47万円という当時から見ても破格な値段でクルマに乗れることが話題となり、「スズキ=庶民の大衆車」というイメージを与えていきました。
そんなアルトの二輪版?「チョイノリ」も5万9800円という高校生のバイト1か月レベルで乗れるという衝撃は記憶に新しいです(オッサン視点で)。
そんな感じで3階は繊維産業から発展したスズキの歴史を、今では貴重な名車からかつての大衆車まで車もバイクも多数展示されていました。
2階 「現在のクルマづくり」コーナー
2階は先ほど3階の歴史を踏まえたうえで、現代のスズキの開発や製造について、グローバル展開している″世界のスズキ”についてを紹介しているブースとなっています。
要は今現在走っている車は、どのようにして開発されて設計されて製造して販売しているのか、と言うのを小学校の社会科見学のように学習できるような感じでしょうか。
この辺は現代車がメインで、人気車種のジムニーの断面図や…
バイクも何台かエンジンの断面図が展示されていたりとメカニックなのが好きな人は興味ありそうな展示となっていました。
スズキ歴史館の中でも特に人気なのが、車のドアを動かすロボットを自分で操作できるブースでしょうか。
自分で動かすといってもボタンをポチポチするだけですが、思った以上にキモイ…いや、俊敏に動くロボットを間近で見るのはちょっと面白いです。
他にも実際のライン作業を再現した展示ブースがあり、コレもボタンを押したらリアルにライン作業のような動きをしてくれたりと、クルマがどうやって作られていくのかと言うのが、直感的にわかりやすく展示されています。
その先は各国に拠点を置くスズキのグローバルな展開を紹介するブースとなっていました。
特にスズキはインドや東南アジアで熱烈な支持を受けているので、そこら辺の国の紹介がメインでしょうか。
さらに奥に進むと、圧倒的な支持者も多かった4代目社長の鈴木修語録が壁一面に展示されていまして、きっと好きない人にはたまらない展示なんでしょう。
その他/良かった点・気になった点
そんな訳でスズキの歴史をじっくりと知ることができる資料館でして、コレだけの規模の資料館を無料で見学できるのは非常にありがたい事かなと。
バイクや車はもちろん、繊維産業といったちょっと意外なスズキの一面を知ることができたり、ただ生い立ちを紹介するだけでなく、どのようにして車やバイクが開発されているのかと言うのを、小中学生でも何となくわかるレベルで展示されていたので、とても勉強になりました。
ところどころシアターや、実際に機械や工場ラインを動かすことができたりと五感で楽しめるコーナーもあり、そういったのもこういう企業資料館ならではかなと。
一方で、バイクも車も多数展示されていましたが、実際に乗ることができる車両はごくわずかとなっており、正直、いろんなバイクにまたがってみたいつもりで来館したってのもあったので、ちょっと肩透かしでした。
せっかくなら現行車の試乗体験みたいのもいっぱいあったら次の購入候補になるかも?って思うんですけどねー。
それはそうと、二輪四輪問わずスズキ車のオーナーならば、一度は行ってみてほしい資料館ですので、予約したうえで行ってみると新しい発見があるかもしれません。
なお、一定の平日期間は夕方からのみしか予約を受け付けていない時期もあるので、公式HPをチェックして予約して下さい。
◎説明が丁寧で展示方法もわかりやすく、サッと見るだけでも何となく学習できる
〇自由見学で、予約した時間に来館して自分のペースで見学できる
〇実際に動かせる機械や工場ラインを再現したコーナーもあり、結構楽しい
・スズキ歴史館限定のグッズもある売店
△9月~1月の平日は15時以降のみの受付(小学校の社会科見学優先の為)
・難しくは無いが一応は予約が必要
・トイレが各階男女どちらかが故障中だった(たまたま?)&トイレ自体も思ったより少なめ
「スズキ歴史館」 詳細&地図
料金:見学無料
・要予約。予約はスズキ歴史館/見学予約から申し込み
バイク駐輪場(駐車場):スズキ歴史館の建物直下にあり、係員の指示に従って駐車(無料/バイク若干台・四輪50台分)
営業時間:9:00~16:30
定休日:月曜日・年末年始・夏季休暇等
・9月~1月の平日は小学校社会科見学優先の為、15時以降からの見学のみ受付
HP:スズキ歴史館
【訪問時期:2026年6月/最終更新:2026年7月】
★Googleマップで【スズキ歴史館】を見る★


