12時間滞在にしては十分すぎる豪華さなフェリー
僕は泉大津から新門司港の航路で乗船しました。
大阪市以南から出発する分には便利な場所ですが、大阪市よりも東~北の方向から出発すると泉大津港まで想像以上に時間がかかるので、かなり時間に余裕を持って出発するのが無難です。特に大阪市街を迂回する中環(府道2号)が意外にも長く続く上、高速道路もちょくちょく渋滞するポイントが多めです。
そんなわけで僕も予想以上に時間がかかってしまい、受付期限ギリギリでの到着。 フェリーターミナルの外観しか写真を撮ることができませんでした・・・
ここ数年の間に関西~九州航路の各会社が新造船を投入していて、さながら乗客の奪い合いの様相が伺えますが、こちらとしてはきれいで便利になった快適な船で過ごせる機会が増えたのは嬉しいことです。
そんなわけで早速乗船
中央に見える橋はフェリーターミナルのある小津島をつなぐ泉大津大橋。
北海道行きのフェリーよりも短い航行時間のフェリーなのに、北海道行きのフェリーと同等以上設備の充実さと豪華さがあります。
さすがに太平洋フェリーほどの充実度では無いですが、それでもどことなく太平洋フェリーに近いレベルのサービスの良さがありました。
このほかに電子レンジや給湯器も用意されていました。飲水機はあったっけ・・・?
ちなみにお風呂は内風呂に加え展望露天風呂までついています。ガラス張りの展望風呂のフェリーは多いが露天はさすがに初めての体験でした。
さすがに写真は撮ってないので各自調べてみてくださいm(_ _)m
各フェリー会社に言えるけど、ゲームコーナーに関しては新造船になってもあんま充実してない(むしろ縮小傾向)ので、時間を潰せるゲームが少ないのがちょっと残念。
そして部屋ですが、いつものように2等で予約したのですが、受付で「本日は空いておりますので1ランク上のスタンダード洋のお部屋を無料でご用意できます。」と嬉しい心遣いが!
あくまで閑散期だから&イレギュラーなサービスだと思うので過度な期待しないように(笑)
スタンダード洋は最近の新造船によくある、1室上下2段の横型カプセルホテルタイプの部屋。
長距離フェリー=バイキングってイメージもちょっとあったりしますが、最近の長距離フェリーは割とバイキングを取りやめている所も多く、1500円前後のコースディナーになっている所もあります。 こちらはコースディナーほどかしこまった感じじゃなく、自分が食べたいものだけチョイスしてお金を払うシステムなので気軽に利用できたのがちょっとケチな僕には大助かりでした(笑)
瀬戸大橋は意外とライトアップは控えめでした。 ひょっとしたら遅すぎて消灯されたのかも?
あと、さすがにしまなみ海橋通過時は就寝中だったので写真は無し(笑)
◆翌日◆
関西~九州のフェリーは翌日の朝早くに着く便が多いので、1日を存分に有効活用できるのが大きなメリット。
各社が運行している関西~九州航路のフェリーの中では現時点では一番快適だったと思えるフェリーです。 唯一のネックとしては、泉大津港までのアクセスが意外としんどかった、かなぁ・・・?
泉大津までのアクセスさえOKだったら料金の割には充実した船旅ツーリングが楽しめると思います。
基本情報
案内:泉大津港・・・大阪府泉大津市小津島町1-3
最寄ICは阪神高速泉大津ICまたは堺泉北有料道路助松IC。府道29号線「北九州・門司行フェリー乗り場」方面へ
新門司港・・・福岡県北九州市門司区新門司北1-1 ※奈良の平城宮っぽい巨大なフェリーターミナルが目印。
・泉大津~新門司の他にも神戸~新門司の航路があります(毎日1便運航)
◆参考料金(通常期間/特別期間)※2019年7月1日時点
スタンダード和室:6,680円/7,400円
スタンダード洋室:7710円/8430円
※旅客料金の他に二輪料金が別途必要
自転車:1,790円/1,900円
原付:3,340円/3,540円
125㏄未満:3,340円/3,540円
750㏄未満:4880円/5080円
750㏄以上:6420円/6630円
※インターネット割引など各種サービスあり。
◆ダイヤ (上下便同時刻)
17:30発~翌6:00着
※乗船手続きは遅くとも出航30~60分前までに済ませてください。
乗船時間:約12時間30分
HP:阪九フェリー