歴史の教科書でおなじみの弥生時代の遺跡
吉野ヶ里遺跡と言えば小・中学生時代の歴史の授業で覚えさせられたことがあるような、多分誰もが知っている遺跡の一つだと思います。 青森・三内丸山遺跡と静岡・登呂遺跡と並んで日本三大遺跡の1つとして有名です。 その中でも吉野ヶ里遺跡は国内を代表する弥生時代の遺跡であると共に多くの建造物が復元されて広大な公園として整備されています。
吉野ヶ里遺跡東口入り口。 入り口はとても遺跡があるとは思えないほど立派に整備された施設があります。
この施設で吉野ヶ里遺跡についての展示パネルや体験コーナー、レストランや売店などがあって吉野ヶ里遺跡散策の準備ができます。
公園内はとても広くてかなり足が疲れるので、この入り口の施設で飲料水などを確保して散策しましょう。 特に僕が訪れたのは夏真っ盛りだったのでとにかく汗ダラダラで散策してました(笑)
園内はいくつかのエリアに分かれていて、それぞれの敷地に茅葺屋根の建物や物見櫓が広範囲に分散していて、どこから散策すればいいのかわからないくらい。
とりあえず一番目を惹く大きな建物へ。
北内郭エリア内にあるこの大きな建物は、祭殿として使われていたとされています。
この祭殿内には祭りの様子がリアルに再現されていて、当時の様子が伺えます。 こういうセットがあると当時の様子が簡単に見てとれてちょっとテンションあがる(笑)
さらに上に上って吉野ヶ里公園を一望することもできます。 吉野ヶ里遺跡は環濠や物見やぐらなどが多くて、集落と言うよりは城郭としての姿を残しています。 そのため、日本の100名城としても指定されています。
周辺には一般の住居としての家や物見やぐらなどが立ち並んでいます。
そしてこれが教科書で見たことある高床式倉庫。 歴史の授業で弥生時代に入ったらまず覚えさせられるヤツですね。
しっかりねずみ返しも付いていて、本当に社会化見学してるかのよう。
こんな感じで、観光と言うよりは懐かしの歴史の授業を振り返ってる気分で園内を回ることができます。
とにかくだだっ広くて展示物が分散していて時間がかかりますが、一度は立ち寄ったら楽しめるかなと思います。