門司港レトロとはまた違う雰囲気が漂う港町
このような東洋の港湾沿いの独特な街をバンドと呼ばれています。
石炭産業が終息を迎えると共に若松港の発展も急速に衰えましたが、大正時代に建てられた歴史的建造物の一部が今も残されています。
同じ北九州市内の門司港レトロは観光地として賑わっていますが、通称若松バンドは観光客の姿もまばらなので、門司港とはまた違った雰囲気が漂うレトロな港町を味わうことができます。
大正8年(1919年)に建築された古河鉱業の若松支店で、事務所として使われていました。 外観から見ても石造りの装飾が目立つかなり凝った建物だとわかります。
現在はコミュニティホールとして館内を無料で見学できます。 が、この日は休館日だったので中には入れず。
★Google マップで【旧古河鉱業若松ビル】の地図を見る★
【見学,休憩無料 開館時間9:00~17:00(休館日:火曜) P:建物北側に車10台ほどの無料駐車場あり】
現在も貸しビルとして運用しているらしく、観光地でないものの、カフェまであるので、カフェ目的に建物内に入ることは可能。 外観からして入るのにちょっと勇気いりそうですが・・・
中には前述のカフェなど一般客向けの事務所やお店もありますが、あくまで観光地ではなく貸しビルなのではしゃいだり用もないのに長居する場所ではないので注意。
★Google マップで【上野ビル】の地図を見る★
・館内一部立入自由 開館時間11:00~21:00(カフェの営業時間) P:建物前に来客用の無料駐車場3台分あり
明治38年(1905年)に建設、若松石炭商同業組合が事務所として使用していたもので、こちらも今はテナントビルとして一般開放されています。 こちらにはパン屋があるらしい・・・
★Google マップで【石炭会館】の地図を見る★
・館内一部立入自由 開館時間9:30~19:00(パン屋の営業時間) P:建物前に若干の無料駐車場あり
長さ627mの赤い橋は若松区と戸畑区を結ぶ重要な橋・・・ですが、2012年より北側に若戸トンネルが開通してどちらの方法でも若松と戸畑を行き来することができます。
通行料金は若戸大橋・若戸トンネル共にバイク50円 ※2018年12月より若戸大橋・若戸トンネル共に無料開放されました。
ただし若戸トンネルは125cc未満のバイク通行禁止です(若戸大橋は原付の通行可能)。 また自転車と徒歩は橋・トンネルともに利用不可。
運賃は100円,自転車は+50円で乗ることができます。詳しくは北九州市HP/若戸渡船で確認してください。
門司港のクルーズ船とは全然趣が違う、いい意味で古臭さが残る船着場です。
★Google マップで若戸渡船の地図を見る★
【若松側乗り場 ◆ 戸畑側乗り場】
静かに大正レトロ散策できる穴場的スポットです。 門司港レトロを見たなら足を伸ばしてこちらまで行くのもいいツーリングになると思います。
案内:若松駅より国道495号を「若松渡船場」方向へ
料金:散策無料
バイク駐輪場:若松渡船場前自転車駐車場(100円/日)がありますが、各施設に若干ながら駐車場があるので駐輪場を使わなくてもある程度散策できます。
所要時間:約60分
HP:北九州市観光情報サイト
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