海に続く道と電柱の景色
どうやらこの海床路の一番先には船着場があって、船が動かせない干潮時でも海床路周辺で作業ができるように作られたものだそうです。
逆に「海の上に浮かぶ電柱」のようなノスタルジックな景色を眺めたいなら満潮時や電柱に明かりが篭る夕暮れ以降に訪れるといいでしょう。
これと似たような景色として千葉県の江川海岸周辺※旧ブログがありますが、江川海岸は密漁防止の監視小屋の為に造られた経緯があり、熊本の海床路とは成り立ちが異なっている部分もあるのでちょっと面白い。
この、とても貴重でどこか不思議な風景は、独特なCMで有名な大分麦焼酎「二階堂」のCMロケ地として採用されているので、そのCMを見てここへ訪れる人も多いです。 僕もそのクチでしたが
また、最近は「千と千尋っぽい」とか何やらでインスタ映え的なブームに乗っかってやってくる人も多いんだとか。
ちなみに、海床路入口まではバイクで行けなくもないですが、海床路の区間は漁港関係者以外進入禁止なので、二階堂CMファンもインスタ映えな人も、海床路には入らずに漁港から見守るような感じで見学してください。
案内:JR住吉駅から約1.3km西へ、国道57号沿い。 やや小規模な漁港が目印ですが、案内板などはないので見つけにくいかも。 熊本方面側だと国道から肉眼で海上電柱を確認できます。
料金:見学無料
バイク駐輪場:漁港西側に駐車場あり(無料,四輪と共用)
※長部田海床路専用の駐車場があります。隣の漁港の駐車場に停めないでください
見学時間:自由(夜間照明あり)
所要時間:約15分
参考HP:潮MieYell/三角(干潮情報)
【訪問時期:2013年9月/最終更新:2019年8月】