国内最大級の柱状節理の断崖
日向市の東端にある日向岬には、馬ヶ背と呼ばれる、とても豪快な断崖絶壁があります。
日向岬一帯は自然公園として遊歩道が整備されていて、日向岬やクルスの海と言った大海原を望む絶景スポットが密集しています。
駐車場から馬ヶ背までの遊歩道は木に囲まれたような道で、ちょっと冒険心を刺激されてワクワクします。 こんな感じの遊歩道を歩いて5分から10分くらいで馬ヶ背展望所へ着きます。
展望台から馬ヶ背。
奥行き200m,幅10m,高さ70mの、まるで崖に切り込みを入れたかのように細長くすっぱりと切り通された断崖絶壁。
そんな切り込みに押し寄せる白波と青い大海原の様子は本当に豪快さを感じられる景色です。
馬ヶ背や周辺の断崖は溶岩が急激に冷やされて六角柱状に形成される柱状節理のリアス式海岸となっています。 柱状節理の断崖は有名どころだと福井県の東尋坊や兵庫県の玄武洞など全国各地にありますが、馬ヶ背の柱状節理は全国でも最大級に規模が大きくて見ごたえがあります。
馬ヶ背展望所から見る日向灘の青い海原とリアス式海岸のコントラストも見所。
さすがに宮崎県沿岸部を代表する景勝地の1つなだけあって、どこか南国の青い海を見ることが出来ます。
写真左上に見えるのは細島灯台。 細島灯台にも遊歩道を歩いて灯台の下まで散策することが出来ます。 この辺一帯を散策するとなるとけっこう時間がかかるので時間に余裕を持っていくことをオススメします。
何気に見所が多い宮崎県の沿岸部でもここはダイナミックな景色が見られる場所です。 思わず立ちすくみしてしまいそうな馬ヶ背の断崖絶壁は是非見ておきたいところ。
案内:県道23号を東進してイオンタウン日向を過ぎた辺りから案内板あり
料金:散策無料
バイク駐輪場:無料(四輪と共用)
見学時間:自由(夜間照明等無し)
HP:日向市観光協会/馬ヶ背
所要時間:約90分
【訪問時期:2011年11月/最終更新:2019年9月】