海岸線だらけの室戸岬に貴重な山道
室戸スカイラインは室戸岬の真ん中の尾根上を走る県道203号線のことで、全長10kmほどの短いスカイラインです。
海岸線をひたすら通って室戸岬に続く国道55号線とは対照的に、ほぼ全区間が山道のワインディングとなる道路です。
国道55号と違って標高を上げるので、スカイライン室戸岬側では海沿いの小さな町と太平洋の景色を眺めることが出来ます。 この室戸岬側の山を駆け上る区間と展望台以外では見晴らしはさほどではないので、景色を眺めるならこの辺もポイントです。
さらに道中には四国八十八ヵ所巡りの24番礼所、最御崎寺とその先室戸岬灯台までの散策道があります。
僕は最御崎寺の入り口しか見てないですが、入り口には空海の銅像あり。
そして室戸スカイラインで最も標高の高い場所に山頂展望台があります。 駐車場から展望台まで階段を3分ほど登ると・・・
展望台から室戸岬と太平洋の大景色を望めます。 室戸岬の尖がった地形と東西の波のうねり具合の違いがわかります。
北側はさほど見晴らしは開けないものの、風力発電の風車とスカイラインの道中が。
テレビの電波等なんかもここから見えますが、その中に紛れているスカイレスト ニュー室戸と言う廃墟があるのが気になります・・・。 龍河洞スカイラインのシャトー三宝といい、高知の元有料道路は廃墟が目立つ・・・?
道路自体は元有料道路だけあって全線2車線で路面も良好。 室戸岬側にヘアピンカーブが続くものの、全体的にタイトなカーブも少なくて走りやすい道路です。
ひたすら国道55号の海岸線を走って飽きてしまったライダーにはピッタリな山道です。