現在も帰還困難区域内で二輪車の通行制限あり
震災直後に比べると通行止めや通行規制は縮小したものの、一部区間は「四輪に限り通行解除」となり、バイク・自転車・徒歩は引き続き通行止めの区間も多く残っています。
そこで、2021年3月時点の交通規制情報を調べたものをマイマップにまとめてみました。
ただ、あくまで僕個人が情報収集したものになるので、あまり正確ではないのかもしれませんがご了承ください。
参考とさせていただいたHPは以下の通りです。
また、このページでも主に「福島第一原発規制区域までどこまでいけるのか」や「どこから通過できるのか」をメインに各ルートごとにさらっと紹介していきます。
Googleマイマップで福島第一原発周辺の通行規制情報を見る
・赤薄枠が大まかな「帰還困難区域」となり、区域内にはここでは表示されていない一部県道や市道などが通行止めとなっている場合が非常に多くなっています。
・赤線が通行止め(二輪車・自転車・徒歩)。 ただし、四輪に関しては特別通行証が無くても自由に通行することができます。
・茶色線が原発事故以外の理由による通行止め(自然災害や工事など)。 全車両が通行止めの対象となっています。
・青線がバイクも通行可能なオススメルート(原付含む)。 福島第一原発周辺エリアの主な縦移動、横移動はこのルートから進むのが無難です。 ただし、青い線のルートも一部区間は引き続き自転車・徒歩は通行止めとなっています。
・緑線は常磐自動車道(ならはスマートIC~南相馬IC)。 当然ながら高速道路となっているので125㏄以下のバイクは通行不可ですが、常磐自動車道は全線二輪も通行可能となっています。
ただし、大熊ICの周辺道路が二輪通行止めエリアになっているので、大熊ICのみ利用(退出)不可となっています。
2020年3月より国道6号の二輪通行規制が解除!
震災直後から長らく通行止めが続いていて、通行証有りの四輪・通行証なしの四輪と段階的に通行規制が緩和されてきましたが、ようやく2020年3月に二輪の通行規制が解除され、自由に通行することができるようになりました。
ただし、自転車・徒歩に関しては引き続き通行止めとなり通り抜けができません。 また、帰還困難区域内は通過のみとなっており、駐停車や国道を外れた道路や施設への立ち入りは禁止されています。
★国道6号(帰還困難区域周辺)の地図一覧を見る★
【 夜ノ森(南側)から ◆ 浪江町(北側)から 】
常磐自動車道は全線開通!バイクも通行可能
原発事故による常磐自動車道の通行止めは2014年2月に解除されたこともあり、バイクも全線を通して利用が可能となりました。
ただし、帰還困難区域にある大熊IC【地図】は周辺道路が二輪車等通行止め(四輪のみ通行可能)となっているため、大熊ICはバイクでの流入・退出の利用は不可となっています。
その他の周辺ICである浪江IC【地図】・常磐双葉IC【地図】・常磐富岡IC【地図】・ならはスマートIC【地図】などはバイクでの利用が可能です(ならはスマートICはETC専用IC)
国道6号の抜け道ルート「県道34号&35号線」も通行可能
県道34号線と35号線ともに現在はバイクの通行止めが解除(自転車・徒歩は通行止め継続中)されているので、こちらのルートを使って福島県を縦移動することも可能です。
横移動の北限は県道12号線からのアクセスが無難
ちょっと急カーブな峠がありますが、全線2車線の道幅広めの道路となっているので、交通量はあるものの走りやすい道です。
★県道12号線(道の駅「いいたて村の道の駅までい館」)の地図を見る★
南側からは県道36号線のアクセスが有力
特に縦移動がしやすくなったことから、それほど敬遠することなく浜通りを通過できるのではないかと思います。
また新しい情報が入り次第更新していきます。