黄色いカレールーは意外にもピリ辛
いや、さすがにカレー食べる為だけに新潟に向かったわけじゃないですが、せっかく新幹線1日乗り放題の「キュン♥パス」を使うなら東北新幹線だけでなくどっかの路線も行きたいなーと思い、急遽行くことにしました。
ちなみに先日まで青森だか秋田の記事を紹介しましたが、時系列で言えばまず新潟に行ってからの大宮まで戻り→青森→八戸→(翌日)秋田→帰宅という流れでした。
本当は始発で青森か秋田まで行きたかったんですが「キュン♥パス」効果か、始発から昼前までの東北新幹線の「はやぶさ(+こまち)」はすでに満席だったので、だったら始発から席が空いていた上越新幹線に乗って新潟に寄り道しちゃえという旅程に変更しました。
そんな訳で始発の「とき」に乗って新潟駅へやってきました。 んー、新潟駅は国鉄時代らしい小学校のような見た目の駅舎だったんですが、絶賛建て替え中で真新しい立派な駅ビルになろうとしていました。
で、新潟といえば「バスセンターのカレー」とやらがソウルフードらしく、前々から気になっていたので「万代シティバスセンター」にやってきました。
「万代シティバスセンター」は新潟駅から徒歩で約10分の距離にあるバスターミナル併設型の商業施設。 周辺は「ラブラ万代」や伊勢丹など大型商業施設が密集している新潟を代表する市街地となっています。
「バスセンターのカレー」は1階のバスターミナル内の角際にある、正式には「万代そば」というお店。
ただ、ぱっと見では「バスセンターのカレー」とも「万代そば」とも書いて無く、「立喰コーナー そば・うどん・カレー」との看板しかないので、本当にここで合ってるのかちょっと不安になりました。
ちなみにその隣にある「ラーチャン家」も地味に気になるが…いやいや、今回はあくまでカレーを食いに来たのでスルー。
メニューはこんな感じで、まず食券を買ってカウンターに渡すという流れ。 うん、ちょっと見えにくいので拡大していきます。
メインのカレーライスはネットで調べてみると「普通サイズで1.5倍盛り」らしいので「普通」で大盛り、ミニカレーでようやく普通サイズになるのかな?
そう考えると普通(実質大盛り)サイズで530円はかなりリーズナブルなお値段設定ではないでしょうか。
カレーの他にそば・うどんもあり、各種トッピング類や持ち帰り用、お土産用のレトルトカレーやグッズ類も券売機で買うようになっています。
食券を渡したら爆速で出てきた「普通カレーライス 530円」。
確かにボリュームは某チェーン店の普通サイズよりも1.3~1.5倍は多いかもしれません。
スマホカメラだとなんか色調調整されちゃったかもですが、実際はもっと黄色いルーでして、お店で食べるちょいシャバシャバしたカレーとは全然違って、どちらかと言うと「カーチャンの作るカレー」のようなドロッとしたご家庭風カレーでした。
さて、見た目の黄色さから甘めのカレーかなと思いきや、食べてみるとスパイスの辛さが効いていて、しっかりとした辛口カレーでした。
ご家庭風のよく食べるカレーの味かと思ったらそんな事なく、確かに「バスセンターのカレー」でしか味わえないスパイシーなカレーでした。
具材も主張が激しく、特にブツ切りのタマネギが大量に入っていて、これがスパイシーなルーと甘めのタマネギが相まって、辛口な割にはパクパクと食べれちゃいました。
ちなみに福神漬けもデフォでかなり多めに入れられていて、サービス精神太っ腹かなと。
ちなみにあくまで立ち食い店なので、こんな感じでお店前には立ち食い用の長テーブルがいくつかあるので、そこでセルフで食うシステム。
ここ数年でリニューアルしたのかな? お店周辺だけやけにキレイでして、テーブル下に荷物置き場もあって非常に使いやすかったです。
そんな訳でとても満足できたカレーでして、有名店のカレーのような「とびっきり洗練されたメチャ旨カレー」という訳ではなく、「普通に美味しい」を極めたようなカレーでしてまさに「新潟のソウルフード」としてふさわしい一杯かと思います。
さすがにバスセンターのカレーだけを求めて新幹線に乗っていくのはアレですが、新潟市街地に降り立ったなら一度は味わってみたいカレーなのは間違いないですね。
・外観はぱっと見「万代そば」とも「バスセンターのカレー」とも書いて無く「立喰コーナーそば・うどん・カレー」と書いてあります
料金:普通カレーライス530円など
バイク駐輪場:無し
営業時間:8:00~19:00
定休日:年中無休
参考HP:食べログ/名物 万代そば
【訪問時期:2024年2月/最終更新:2024年5月】
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