【撮/他】 松本城 ★★★★ 【松本市】

関東甲信越
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白黒のコントラストが特徴的の現存天守

 松本城は戦国時代の1593~1594年に建てられ、そのまま一度も取り壊されること無く現代まで残る現存天守の一つです。 現存天守は全国に12天守ありますがその中でも五重六階の天守としては日本最古の城で、天守を中心に五棟が国宝に指定されています。

 松本城は通称「烏城」とも呼ばれていたりするので全面黒いのかと思いきや、白と黒にきれいに別れていてモノトーンなお城でした。

 松本城の天守は典型的な五重六階の大きな建物ですが、その天守を中心に乾小天守・渡櫓・辰巳附櫓・月見櫓の計5つの建物(いずれも国宝)がそれぞれくっついた複合連結式の天守です。
 そのため見る角度によって違う様相の松本城が見られるのでぐるっと一周してみると面白いと思います。 特にこの埋橋から見る松本城の姿は絵になります。

 さて、「現存天守はとりあえず入っておく」って自分の中で決めているので、入場料とかケチっちゃう僕にとっては珍しく松本城の中に入ってみました。

 城内はとても広くてきれいに手入れされている庭園などがあって散策しがいがあります。 有料エリア無料エリアそれぞれがかなり散策範囲が広く、時間をもって見学するといいでしょう。

 そして天守の中へ。 さすが現存天守なので天守の内部は非常にスッキリとしていて、当時の状態そのままのように整然としています。

 このような展示資料スペースも少しありますが復元天守のような資料館の様ではなく、最低限の展示に抑えられているのが特徴的です。

 ちょっと驚いたのが4階の階段があまりにも急勾配だったこと。 現存天守の階段は大体急勾配なんですが、それにしても急すぎ(笑)
 これには観光客のみなさん、特に体格の大きい外国人観光客は一苦労していました。

 そしてようやく天守閣に到着。 天守閣の窓はかなり低いのでしゃがんで景色を見るのが特徴的。

 天守閣 西側方面の景色。 先ほどの赤い橋の埋橋などが見えます。

 天守閣 南側方面の景色。 松本市街の方向です。

 天守閣 東側の方向。 城内の広い芝生庭園のある方向です。 もっと晴れていれば北アルプスをどの方向からも眺められる抜群の景色が見れたと思います。

 ちなみに2009年訪問時はちょうど中秋の名月の日なのか何かのイベントがやっていて、かなり賑わっていました。

  松本城のライトアップは中秋の名月や花見の時期のみ?かも知れませんが、ライトアップされたお城は昼間とは全然違う印象を感じさせてくれます。

 現存12天守の中でも規模の大きいお城なので歴史好きはもちろん、ツーリング途中の観光名所立ち寄りにもいいかと思います。

◆ 松本城 ◆
住所:長野県松本市丸の内4-1
・市内そこら中に案内板があるので迷うことは無いかと
料金:入城料700円。外堀から内堀までの範囲は無料エリア
バイク駐輪場
松本城大手門駐車場(大型車用平面駐車場)にて二輪車受け入れ可(1回100円/出入庫7:30~21:30/15台収容)【地図】。 松本城まで徒歩約8分
・松本城西北側にある松本城臨時駐車場にもバイク駐輪場あり。バイクは臨時駐車場開放時以外も利用できるかは不明【地図】【1回100円/出入庫8:00~17:00/十数台分/混雑時は向かいの大型用臨時駐車場に誘導される場合も】
観覧時間:8:30~17:00(16:30受付終了)
※GW,夏期は時間延長あり
HP松本城
所要時間:約60~90分
【訪問時期:2009年9月/2017年5月/最終更新:2021年5月】
★Googleマップで【松本城】を見る★

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