思ったよりも怖い!見るからに危なそうなつり橋
日本三大秘境の1つとも呼ばれている祖谷(いや)を象徴する観光名所がここ、かずら橋です。
かずら橋はその昔、弘法大師が祖谷に巡行した際に作り上げたと言う説や、平家の落人が追手から逃れるために切り落としやすいように作られた橋と言う説などあります。
現在は重要有形民俗文化財に指定されて、観光用の橋として保存されています。
かずら橋の近くにあるコンクリート製巨大建築物がバイクも停められる有料駐車場。 秘境の山奥になんて不釣合いな光景だろうか・・・
巨大駐車場の他に祖谷の観光物産館として売店やレストランや観光案内所もあります。
駐車場から歩いて3分ほどでかずら橋が見えてきます。 本当に日本に架かってる橋なのかと疑うくらい、原始的なつり橋の姿に驚かされます。
かずら橋の通行は有料で一方通行なので、有料駐車場とは対岸の入口へ周ります。 かずら橋入口。 通行料金が550円と高めなのがちょいとマイナスポイントかも・・・?
かずら橋は見た目どおりシラクチカズラという植物のツルと木材を使って出来たつり橋・・・ ですが、よく見るとツルで隠すようにワイヤーでしっかり繋がってるのでちょいと安心。
ですが思った以上に揺れが激しい上、床のすき間が大人の足が余裕ですり抜けてしまうほど空いていてかなり怖い!
足場が不安定な上揺れが激しくて、手すりに捕まりながらでないとバランスを崩してしまいます。
両手は空けておいた方がいいです。 カメラや携帯も落とさないように!
かずら橋出口から。 かずら橋の長さ45mとそれほどではない距離ですが、かなりスリルは味わえました。
ただ、こんな山奥にもかかわらず大型連休には1時間以上待ちもの大渋滞になるようです。 行くなら早朝が狙い目。
かずら橋の出口のすぐ近くに琵琶の滝というちょっとした滝もあります。
さらに県道32号,国道439号を東に1時間ほど走らせたところに奥祖谷の二重かずら橋という秘境スポットがあります。 二重かずら橋まで道幅も少々狭く、やや時間と距離がかかりますが、余裕があれば立ち寄ってみるといいでしょう。
ちなみにかずら橋周辺から国道439号にかけては斜面にへばりつくように家が建ってる集落が点在していて、独特な景色が見られます。
かずら橋は時期によっては人が多くて風情が味わえなかったりしますが、祖谷の景色を味わうだけでもちょっと行く価値はあると思います。
案内:国道32号大歩危駅前交差点から県道45号「東祖谷」方面へ。案内板あり
料金:かずら橋通行料550円
バイク駐輪場:かずら橋大型駐車場※地図※に駐車可能、210円。
所要時間:約30分
営業時間:おおむね日の出~日没まで。
詳しくは下記HPを参照
定休日:無休
【訪問時期:2007年~2013年に数回/最終更新:2020年5月】