【撮】　今治城　★★☆　【今治市】

大きな堀とライトアップが綺麗なお城

　今治城は伊予今治藩の初代藩主である藤堂高虎(とうどうたかとら)によって1602年より築城された城です。
　港の近くに築城されている為、当時は海から直接堀の中まで船で入ることも出来たそうで、現在でも水は海水を引いていると言うかなり変わった特徴があります。
　そのためか、城の規模の割りに幅が広くて大規模な堀が目立ちます。

　2011年に訪れたときは夜でしたが、ライトアップされた今治城がとても綺麗だったので立ち止まりました。
　ライトアップは毎日されているそうで日没30分後から22:00まで点灯されています。

今治城天主　現在の天主は1980年に再建された模擬天主です。　中は当時の鎧などが展示されている資料館になっています。
　天主内資料館は有料ですが、天主周辺の場内は自由に散策できます。　僕が訪れた時はもう遅かったので入りませんでしたが。

　ふらっと通りがかっただけに、あまりに綺麗なライトアップにちょっとびっくりしました。　大きな堀と一緒にちょっと散策して見てもいいかな？と思えました。

　2015年再訪時には日中にお城の手前まで散策してみました。
　手前の銅像は城主の藤堂高虎公の銅像。　戦国時代の武将の銅像としては珍しく、鎧や兜を身に着けていない平服の姿で、築城時点ですでに戦国時代が終わりつつあって平和な時代だった背景を表しているそうです。

　模擬天守とはいえ、6階建ての立派なお城。　さすがにお金払って中まで入る余裕はなかったので外観だけですがコンパクトな天守なぶん、割と無料の範囲だけでも散策するには充実しています。

　そして天守以上に広大なお堀は必見。　昼と夜で違った印象を与えてくれる意外と見所あるお城です。