四国最南端の地
足摺岬は四国最南端の地で、室戸岬と並んで高知県を代表する岬の1つです。
高速道路や二桁国道から思いのほか離れているので四国ツーリングやお遍路でも距離的に時間のかかる場所にありますが、それでも一見の価値のある岬です。
足摺岬に着くと地元出身の偉人、ジョン万次郎の銅像があります。 彼が後ろ向きなのは遠く海の向こうのアメリカを向いているから。 で、正面の写真も撮ったはずだけど何故か見つからず…
足摺岬の展望所までは散策道を5分ほど歩きます。 途中緑のトンネルのような所もあってちょっと幻想的。
足摺岬展望所から
削り取られたかのようにストンと落ちる岬が特徴的です。 ちょうど黒潮がぶつかる地帯なので荒々しい海が見渡すことが出来るそうですが、この日はそれほど荒れてなく穏やかでした。
ここから見る足摺岬灯台方面の景色は天狗の鼻とも呼ばれています。
灯台の方にも歩いて見ました。 足摺岬灯台は大正3年(1914年)点灯、高さ18mの国内最大級の大きさと燈光度を持っています。
ちなみに足摺岬の近くに四国八十八箇所霊場の三十八番、金剛福寺があります。 三十七番岩本寺から約80km離れていて、八十八箇所中最長の間隔となります。 ここを巡る為に足摺岬方面に寄らなければならない為八十八箇所巡りの難所の1つとも言われています。
金剛福寺は何やら石造や庭園などがゴチャゴチャとしていて一風変わったお寺と言った雰囲気。 霊場巡りをしてなくても足摺岬ついでにちょっと立ち寄って見るといいかも。
住所:土佐清水市足摺岬。県道27号沿い
料金:散策無料
バイク駐輪場:県道27号沿い、足摺岬入り口付近に駐車場あり(無料/四輪と共用)
見学時間:自由
所要時間:約40分
HP:土佐清水市観光協会
・四国八十八箇所霊場公式HP/金剛福寺
【訪問時期:2013年5月/最終更新:2020年6月】