【走/撮】　笹川流れ　★★★★　【村上市】

奇岩怪岩続くシーサイドロード。夕日も必見！

　新潟県の最北部の町、村上市の国道345号の一部は日本海夕日ラインという愛称で知られるシーサイドロードですが、その中でも海岸沿いにそびえる小さな山「鳥越山」から「狐崎」までの約11km区間を笹川流れといいます。

　この笹川流れの区間は日本海を横目にしながら走るシーサイドロードはもちろん、奇岩怪岩が立ち並んだり、大岩を豪快に切り開いたダイナミックな道が続いています。　小刻みに続く大岩を貫くトンネル。　同じ日本海の海岸、福井県の越前海岸に近い道です。

　その中でも特異な岩として眼鏡岩や獅子岩など名称の付いた岩もありますが、通過時僕はそこまで気にしてなかったので通過してしまいました。　なんかもったいなかったな･･･

　国道345号の日本海夕日ラインの道中は、全線2車線で交通量もほとんど無く快適な道でした。　ただ、海水浴シーズンになるとどうなるかわかりませんが･･･

　道中の日本海から遠くに見える小さな島、粟島(あわしま)が見えます。　　粟島は周囲23kmの小さな島で、今も約400人が住んでいます。　村上市街からフェリーが出ていますがバイクは積み込み出来ないそうです。
　新潟県の離島と言うと佐渡島ばっかり気を取られていたんだけど、他にもこんな立派な島があったとは思ってませんでした。

　海岸ツーリングとしてはうってつけの区間です。　並行する国道7号よりは間違いなく楽しめるルートだと思います。

※2015年再訪　この時は予定よりちょっと遅れぎみだったのもあって、ちょうど夕暮れ時に走ることが出来ました。

　笹川流れは夕日の絶景スポットとしても知られていたので、この時間に走ることが出来たのはかなりラッキーでした。　慌ただしく走った1日の心を落ち着かせてくれる夕日の絶景にしばらく足を止めていました。

　日が沈みかけだけど笹川流れ名物の奇岩怪岩の1つ、眼鏡岩を初めとした岩場も見ることが出来ました。

　この時も交通量はそれほどでもなく、非常に走りやすい道でした。　日中に走っても、夕暮れ時に走っても楽しめる素晴らしい道です。