今も昔も変わらぬ北陸道最大の難所
「親不知」と言われるようになった由縁も「あまりに険しい道中のため親は子を忘れ、子は親を顧みる暇が無い」という説があります。
親不知の道中にはそんな説を物語るような、親不知記念広場に母子の像があります。
ここからの眺望は親不知の区間で一番と言われてるとか
そんな伝説が残されている親不知の道路も改良されて現在は3代目。 しかし、日本海の荒波と断崖絶壁の崖に挟まれたウネウネ道を多くのトラックが往来していて、今も北陸道最大の難所に変わりありません。
さらにここを迂回する他の道路も北陸自動車道しか無いので自転車や原付ツーリングにとって一桁国道屈指の難所として恐れられています。
北陸自動車道親不知ICの近くに道の駅「親不知ピアパーク」があります。
そしてトンネルの連続だった北陸自動車道もこの区間は海岸線を通っています。
似たような景色は東名高速道路の由比辺りにもありますが、どちらも交通の難所として知られた区間で現代の高速道路技術でも困難を極めた様相が伝わってきます。
景色もいいですが交通量が多くてそれを楽しめる余裕が無いほど険しい道のりなので、特に自転車や原付ライダーは細心の注意を払って通ってください。
料金:通行無料
バイク駐輪場:展望駐車場や道の駅など各所無料、四輪と共用
該当距離:約15km
交通規制等:連続雨量が規制値に達した場合は通行止め。詳しくは高田河川国道事務所を参照
・原付や自転車・徒歩も通行可能ですが、親不知区間は路肩や路側帯もほとんど無い上に大型車両の通行が激しい区間です。通行する際は細心の注意を払って走りましょう
HP:糸魚川観光ガイド/天下の険 親不知・子不知
【訪問時期:2013年6月/最終更新:2021年4月】