国道299号北側の尾根伝いに続く舗装林道
埼玉県の飯能市及び圏央道入間IC付近から秩父市までは、国道299号という西武秩父線と高麗川に沿って延びる国道がありますが、その北側にうねうねと続く林道が奥武蔵グリーンラインです。
奥武蔵グリーンラインは正確には毛呂山町の鎌北湖から飯能市を経て秩父市県道11号線まで続くルートですが、僕が走ったのは飯能市長沢の国道299号から県道61号線に入り奥武蔵グリンラインに合流、関八州見晴台を経由して横瀬町役場付近の国道299号に戻る、と言うルートで走りました。 道中はほぼ全線1.5車線のいかにも舗装林道っぽい道でして、主に尾根上を伝って峠を越えていくので緩やかなS字カーブが多めで急カーブの区間は限定的です。
奥武蔵グリーンラインの道中にはいくつか展望台や峠のポイントがありますがその中の1つ、関八州見晴台に立ち寄りました。 展望台入口らへんに若干の駐車スペースがあります。
ちょい獣道のようですが、どうやらハイキングコースにもなっているようで、それなりに綺麗に整備はされています。
歩いて5分くらいで関八州見晴台に到着。 広いスペースとちょっとした案内板や東屋があります。
ウィキペディアさんによると、安房・上野・下野・相模・武蔵・上総・下総・常陸の関東八州が見渡せるから関八州見晴台…との事でしたが、あいにくの霞み具合でほとんど下界の景色は見渡せず。
というか、晴れていても木々が生い茂りまくりでして、言うほど見晴らしが良い展望台って感じはありませんでした。
いやほんと、晴れていないとなんとも言えませんが、特別立ち寄る価値のある絶景展望台って程では無かったかも?
とはいえ、散策ポイントとしては悪くないですし、秩父らへんの山々を見渡すにはちょうどいい展望台ですので、完全スルーするのもちょいもったいないかもしれません。
全体的に少々荒れた舗装路に狭い車線でして大型バイクには向かないかもですが、どうやらサイクリングコースとしては結構人気らしく、小排気量バイクやオフ車にとっては国道299号よりも走りがいのある道だと思います。
単調な国道299号から気分転換に抜け出すにはアリかもしれません。
◆ 関八州見晴台 (かんはっしゅうみはらしだい)・奥武蔵グリーンライン ◆