台湾の大型スーパー「大潤發 (RTマート)」でお土産探し！【台湾一人旅】

カルフールに並ぶ巨大スーパー「大潤發(RTマート)」

　前回の「カルフールでお土産探し」で大体のお土産は揃ったんですが、せっかくならもう1か所別のお店でも見てみて足りないものを調達しようと思い、大潤發というスーパーへやってきました。

　“大潤發”の読みは「ダールンファー」と言い、別名「RTマート」とも呼ばれています。
　カルフール同様、こちらも大型スーパーチェーンとして台湾の主要都市に展開しています。
　ただ、カルフールと比べると店舗数はやや少ないので観光客がふと目にする機会はあまり無いかもしれません。　そんな中、今回は台北中心部に一番近い大潤發 中崙店に行きました。　こちらがおそらく台北MRTでアクセスできる唯一の店舗で、MRT「忠孝復興駅」から徒歩約7分または「南京復興駅」から徒歩約9分となります。

　どうもお店は施設の地下らしいので降りてみると、入口前の特設コーナー的なところに謎の商品が大量に陳列されていました。
　後々調べたところ、こちらは紙銭と言う燃やすためのお札で、墓参りの際に先祖があの世で使うための現金を贈るという意味を込めて燃やすのだそう。　で、4月初めころに「清明節」という日本のお盆にあたる日が近づいているので、こうやって特設コーナーが置かれているっぽいですね。

　そんな感じで地元ローカル客がメインらしきスーパーなので、それこそ庶民的な商品が庶民的な価格で揃っているんじゃないかと期待を込めて入店。
　テナントとしてニトリが堂々と入っていました。　まぁ台湾を歩いてると割と日系企業がそこかしこにあるので珍しくは無いんですが、なんとなくイオンモールを歩いてるかのような雰囲気でして、なじみのあるスーパーをちょっと豪華にした感じと言ったレイアウトでしょうか。

　大潤發の店内をくまなく散策してみたいとこですが、お土産探しとしてはちょっと前のカルフールで大体終わらせてしまったので、今回は割とピンポイントでの紹介になってしまいます。　と、いう訳でカルフールでは行かなかった家電コーナーを見てみると、台湾のご家庭では必須アイテムと言われるほどの調理家電「台湾電鍋」がずらりと。
　炊飯から蒸し料理や煮込みもできる蒸気電鍋でして、レトロな外観なのとシンプルな構造かつ簡単で利便性が高いことから日本でも人気があるそうで。

　ちなみに台湾のコンセントは日本と同じ形状なので、台湾で家電を購入して日本でそのまま使うことも可能。　ただし台湾の周波数は60Hzで東日本は50Hz、西日本は60Hzなので東日本エリアで使う場合は50Hzでも使えるかだけ確認した方が良いかも。

　さて、食品エリアですが割と加工品コーナーが広くて、お土産を探すにはかなり便利そうな感じでした。
　そしてカルフールでも特売とかあったかもですが、大潤發はセール価格の商品がかなり多くて欲しかった食品とかが他のお店よりも安く買えるパターンも多かったです。

　人気の台湾袋麺シリーズの中でも、高いけど美味しいと評判の「曽拌麺」シリーズが安くなっていたので購入。　お隣の「老媽拌麺」も買いました。

　缶詰シリーズも通りの棚のほとんどが缶詰ってくらい種類豊富。　写真手前にある肉鬆 (ローソン)も台湾定番の食品ですが、厳密には缶詰ではないとの事で台湾から日本へ持ち帰りが不可能(機内持ち込み･預け荷物共に)な可能性が高いので注意。

　レトルト食品土産と言えばこちらも定評のある、クノールのインスタント台湾料理シリーズ。
　お手頃価格かつ手軽に台湾料理の味が楽しめるので、ちょっと自炊する人向けのお土産ですね。

　あと個人的に気になってたのが辣椒シリーズでして、こちらもどれがいいのやらってくらい種類豊富。　お値段もお手頃かつ長く使えるので自分用土産にも適していますね。

　あとこの辺はなんでしょうか。　餃子鍋とかに入れる素でしょうか。　ちょっと使い方に自信ないですが気になったので購入。
　もうちょい寒くなってきたら使ってみたいと思います。

　あと生鮮品や店内調理系の総菜やパンも豊富でして、前回でも紹介した帰国直前にカバンに空きがあったら買っとけ的な台湾カステラも種類豊富にあったので、こういうのもいいかも。

　という訳で店内散策したものの、大方すでに購入済みだったのでスーパーの紹介としては情報不足な感じになってしまいましたが、お値段的には周辺のお店より安いものが多かった印象です。

　やはり大潤發はどことなく日本の大型スーパーみたいなレイアウトなのも買い物しやすいのがメリットですし、逆にせっかく海外に行ったなら海外っぽい雰囲気のある大型スーパーに行きたいならカルフールかもしれません。

　また、店舗数はさほど多く無いのであえて「大潤發に行くぞ！」ってならないと中々行く機会がないスーパーではあるんですが、安くお土産をゲットしたいならカルフールとセットで行ってみるのが良いかなと思います。