【撮/他】 登別温泉 ★★★☆ 【登別市】

北海道【道南】
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北海道屈指の温泉地、地獄谷巡りも

 北海道のみならず全国的に知れ渡る登別温泉には、温泉のみならず、地獄谷や大湯沼、倶多楽湖などの自然景勝地が点在しています。
 ちなみに登別名物のクマ牧場などのテーマパークもありますが、料金が高かったのでパス。

 登別温泉街から500mほど走った場所に登別パークセンターという観光ビジターセンターがあります。 そこから歩いてすぐが地獄谷です。 直径約450mの爆裂火口の跡で、至る所に噴気孔があり、もくもくと蒸気や温泉が噴出されています。 地獄谷の規模としてはそれほど大きくは無いものの、1周15分ほどの散策道が整備されていて、複数の噴気孔のある景色を見て歩くことが出来ます。

 
 そこからさらに1kmほど進むと大湯沼への案内が出てきます。
大湯沼。 こちらは周囲1kmの大規模な湯沼で、日和山の噴火によってできました。温泉は表面で約50℃、深いところでは130℃にもなります。
 大湯沼のすぐ隣には泉質は同じだが一回り小さい「奥の湯」と、歩いて15分ほどのところに足湯もあります。

 ここからさらに倶多楽湖方面へ。道中にある日和山展望台から。

今も蒸気を上げる日和山と大湯沼の全景が見渡せます。

扇型展望台から倶多楽湖 倶多楽湖は周囲8kmの綺麗な円形の形をしたカルデラ湖です。 ここからはやや遠いものの、その名の通り扇状の形に見える倶多楽湖が。
 この扇型展望台から先は道が細くなるので注意してください。

倶多楽湖湖畔 周囲は貸しボートがあるくらいでとても静かな湖です。登別温泉街のような賑やかさも無く、手付かずの自然を満喫できる穴場です。

 さて、登別温泉は草津や別府のような小さな銭湯ではなく、旅館やホテルの大浴場がメインです。 日帰り入浴OKの宿もいくつかありますが、ホテル併設ではない唯一の共同浴場として夢元さぎり湯があります。

 少々背の高いビルの1階部分にあります。 入り口の隣には鬼の石像から温泉が流れていて、飲むことができます。
 登別温泉は9種類の泉質に別れていますが、ここではその内の2種類のお湯を使用しています。
 温泉は加水なしの源泉かけ流し。硫黄の匂いが立ちこもる登別温泉を楽しめました。 お湯はやや熱め、4つの湯船に蒸風呂がありますが露天風呂は無いです。

温泉街の景観自体はホテルが立ち並んだだけの少々寂れた感じはしますが、それなりに魅力的な観光スポットが点在しているので、面白いエリアだと思います。
 
 
◆ 登別温泉 ◆

住所:北海道登別市登別温泉町

料金:地獄谷,大湯沼,倶多楽湖散策自由、夢元さぎり湯450円(2020年7月確認)

バイク駐輪場:地獄谷,大湯沼駐車場は共通で200円(どちらかで200円支払えば片方無料)/他のエリアの駐車場は無料
・夢元さぎり湯専用の無料駐車場も数台分あり(四輪と共用)【地図】

所要時間:各20~40分
・道道350号線周遊約17km

営業時間(さぎり湯4月~10月):7:00~22:00(21:30受付終了)
泉質(さぎり湯):硫黄泉/明礬泉/源泉かけ流し

HP:登別観光協会
HP:夢元温泉さぎり湯

【訪問時期:2013年7月/最終更新:2020年7月】

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