小樽の定番スポット。時間があれば北運河も
小樽運河は言わずと知れた、小樽を代表するド定番の観光スポットです。
大正12年に完成、昭和初期には盛んに交易が行われていましたが、戦後になると樺太との交易が途絶え、徐々に衰退していきました。
運河として使われなくなった後、臨港道路として埋め立てる予定でしたが、保存運動が全国規模で高まり、結果として運河の一部と倉庫群を保存し、現在のように観光地として残す形となりました。
小樽出抜小路展望台から見下ろす小樽運河
運河のすぐ側の道路が臨港道路の道道17号線。
道路と運河の間に遊歩道がありますが、遊歩道は車道より一段低くされているのであまり車が目に入らないようになってる親切設計?です。
運河沿いの倉庫はお土産屋や雑貨屋、レストランが入っていて、かなり観光客向けの施設となっています。 おそらく一番有名な小樽運河の写真は南側の広場から 定番の撮影スポットなので観光客も多く、ボランティアの方が写真撮影のお手伝いしてくれるので記念写真も出来ちゃいます。 さすがに広場にバイクは入れないですが。
堺町通りやメルヘン交差点同様、ここも夜が綺麗です 昼の景色も良いですが、夜の雰囲気も満点の景色なのでさすがにカップル率高め。 男単身にはちょい引けますが気にせず雰囲気を堪能したいところ。
すっごくどうでもいいけど、以前ここにバイオリンの様な楽器でタイタニックとか弾いてたストリートミュージシャンいたなぁ・・・。 曲が雰囲気に合ってたんで、すげぇ印象に残ってる・・・。
観光地としての小樽運河は駅前の中央通から南側ですが、時間があればマイナースポットとして当時の面影を残す小樽運河の北側をオススメします。
通称北運河と呼ばれるこのエリアには観光客もまばら。 なおかつしっかりと散策道が整備されているので静かな運河をのんびりと鑑賞できます。
北運河は埋め立てられてないので当時の河口の幅のまま残されています。観光客が多い南側の倍ほどの河口の幅があります。 運河の漁船も停泊しているので、いかにも運河の雰囲気が漂ってきます。
その北端に運河公園と旧日本郵船があります ガイドブックにも載ってるくらいの有名建築があったりしますが、観光地とは思えないほど静かな場所です。
また南側とは違う空気の流れる小樽運河も味わってみると楽しいです。 有名な小樽運河エリアだけ見て満足して帰ったらちょっともったいない?と思えるくらいオススメの北運河です。
★Googleマップで【北運河(運河公園)】の地図を見る★
案内:道道17号線沿い、小樽駅・国道5号線からは駅前中央通り直進約600m
料金:無料
バイク駐輪場:小樽観光振興公社観光駐車場※地図※にて駐車可。小樽運河まで徒歩1~3分
【営業時間(4月~10月):7:00~19:00※営業時間外の入出庫可能/料金(二輪):1日(1回)400円/対応車種:全排気量/収容台数:十数台?】
・北運河周辺や埠頭周辺で路駐が多いですが、こちらを利用するのが無難
見学時間:24時間(ライトアップは日没~22:30/ガス灯は日没~24:00)
・倉庫内の店舗はそれぞれ異なります。
所要時間:30~60分
HP:小樽市/小樽運河
【訪問時期:2008年8月/2013年6月/最終更新:2019年5月】