【撮】 岩手山焼走り溶岩流 ★★★★ 【八幡平市】

東北地方
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ゴツゴツとした溶岩石の中を散策できる絶景スポット

 岩手山(いわてさん)は県北部にある標高2038mの岩手県最高峰の山で、過去に溶岩を伴う噴火を起こしたことがある成層火山です。
 その溶岩が流れて固まったエリアを岩手山焼走り(やけはしり)溶岩流として見学・散策できるように整備されています。

 このように、軽石のようにゴツゴツとした無数の気泡がある石が、溶岩が固まって出来たものです。 これが焼走り散策道のあたり一面に広がっています。

 散策道はこんな感じで、歩く部分だけが細かく砕いた溶岩で作られた道。 とはいえ、まだまだゴツめの石も転がっているのでちょっと歩きにくいです。

 しかし、散策道から見る岩手山の景色は絶景です。 ここから見ると綺麗な円錐の形をしていて、富士山のような風格があります。

 散策道は駐車場から宮沢賢治の詩碑がある展望台までを結ぶ約1㎞の道のりですが、このように溶岩で出来た散策道は歩きにくく思った以上に時間が掛かります。

 しかも宮沢賢治の詩碑がある展望台はバイクで行けちゃうので、ちょっと散策道歩いたら引き返してバイクで展望台まで行っちゃったほうが時間的にも体力的にも楽かなと思います(笑)
 そのかわり、展望台の駐車場は車3台分くらいのスペースしかないので、シーズン時には厳しいかも?【地図】

 かなり立派な宮沢賢治の詩碑があります。 岩手県出身の宮沢賢治の詩集の中には「溶岩流」と言う作品があり、それを綴った詩碑です。

 展望台からの景色。 真正面に岩手山があり、手前は溶岩流の散策道というベストショットが撮れます。

 溶岩が流れた跡はあたり一面に広がっていて、いかに火山の凄さがわかる場所です。 ここまであからさまな溶岩流の散策道はそうそう見かけないので、是非訪れて欲しいスポットです。

◆ 岩手山焼走り溶岩流 ◆
案内:岩手県八幡平市平笠 県道233号線沿い

料金:散策無料
バイク駐輪場:無料、四輪と共用

見学時間:特に制限なし

所要時間:約90分

HP:岩手山焼走り国際交流村/溶岩流観察路

【訪問時期:2017年9月/情報更新日:2020年11月】

★Googleマップで【岩手山焼走り溶岩流】を見る★

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