展望台と地上とで砂絵を見比べてみて
銭形砂絵は香川県の西端の海岸にある琴弾公園に作られた、「寛永通宝」の砂絵です。
寛永10年(1633年)に藩主の生駒高俊公が領内巡視で訪れる際に、地元の人たちが歓迎を込めてこのような巨大な砂絵を一夜で作り上げたといわれているもので、現在も年2回の補修工事を行いつつ保存しているものです。
公園内にある駐車場から直接銭形砂絵の間近まで行くことができます。 ですが、巨大すぎるので地上から見ても何がどうなってるかよくわかりません。 そこで、公園の東側にある銭形展望台まで行ってみます。
展望台までの道はバイクで行くことも可能ですが、南側から北側への一方通行なので注意。
道中はほぼ1車線ですが、一方通行なので対向車の心配は無い(関係車両等を除く)ので安心して走れます。
走って数分ほどで展望台に到着します。 展望台から見る銭形砂絵。 多少距離があるものの、ここからならハッキリと銭形砂絵の模様を見て取れます。
銭形砂絵を拡大。 どうやら実際は縦長の楕円の形で作られているけれども、この展望台から見るとちょうど真円のように見えるように計算されて作られているそうです。
たまたま通りがかったおっちゃん曰く「地上から銭形砂絵を見るだけで帰ってしまう観光客が多くてな、いつも展望台に寄って行けと声かけてるんだ」と言っていたので、展望台の存在を知らない観光客が多いそう。 それはもったいない!
でもまぁ1度見れば満足かな?とも思うスポットなので、見たことない人はとりあえず行ってみればいいと思います。
ちなみに、銭形砂絵の近くには四国八十八ヶ所巡りの68番礼所「神恵院」と69番礼所「観音寺」が隣り合っているので八十八ヶ所巡りツーリングの人は併せて銭形砂絵にも立ち寄って見てください。
案内:道の駅「ことひき」からバイクで1~2分ほど。展望台までの道は道の駅より300mほど東へ
料金:見学無料
バイク駐輪場:琴弾公園内※地図※・象ヶ鼻岩展望台※第一駐車場地図※(展望台手前に第二駐車場もあり)共に無料・四輪と共用
見学時間:24時間。夜間はライトアップされるそうです(何時までライトアップされるかは不明)
所要時間:約60分
【訪問時期:2017年5月/最終更新:2020年4月】
★Googleマップで【銭形砂絵】を見る★
・ナビをセットする際は上記「バイク駐輪場」の琴弾公園または象ヶ鼻岩展望台第一・第二駐車場を指定してください。
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