他では中々見られない?独特な形状の滝
吹割の滝(ふきわれのたき)は国道120号に位置する県内有数の景勝地の1つで、東洋のナイアガラともいわれている大規模な滝です。
シーズン時になれば吹割の滝目当ての観光客が押し寄せるほど知名度が高く、国道沿いには土産店兼駐車場が立ち並んでいて、ザ・観光地 といった感じ。
無料の市営駐車場【地図】があるものの、やや距離があるのと駐車台数が少ないので、周辺の土産店兼駐車場(無料~バイク200円くらい)の方が利用しやすいかもしれません。
川沿いの遊歩道に着くとこのような断崖絶壁に挟まれて片品川が流れています。 遊歩道をすべて歩くとなると大体1時間ほどとなります。
遊歩道から見る吹割の滝。
片品川の川床は凝灰岩や花崗岩で形成されていて、柔らかい部分が川の流れによって削り取られた結果、このような独特な形状の川床となり至る所で滝のように水が流れ落ちるようになりました。
落差は最大で7mほどですが滝幅は30mもあり、入り組んだ地形も相まって独特な滝の姿を見ることができます。 …ただ、東洋のナイアガラはさすがに言い過ぎかなとは思うので、本場ナイアガラの滝を想像して行ってしまうとガッカリするかも??
とはいえ、このような形状の滝も他では中々見られないし、滝上から滝を観察できる点と、場所によっては割とギリギリまで近づける点は吹割の滝ならではのポイントです。 近年は立ち入り制限のロープが敷かれるようになりましたが、それでも結構立ち入れるエリアは広いです。
吹割の滝の上流部分に浮島橋というちょっとした吊り橋があったのでそちらにも行ってみました。
浮島橋から見る片品川。 吹割の滝からはちょっと離れていたので滝そのものはあまりハッキリ見えませんでしたが、片品川の独特な形状の川床の姿はここから見下ろすとハッキリわかりますね。
僕は吹割の滝エリアと浮島橋しか散策してなかったですが、見どころポイントを抑えるなら吹割の滝エリアを見るだけでもいいのかも、時間があるならもっと遊歩道を散策すると違った見どころがあるかもしれません。