【他】 日光東照宮 ★★★☆ 【日光市】

関東甲信越
この記事は約4分で読めます。
スポンサーリンク

世界遺産の関東屈指の知名度を誇る神社

 言わずと知れた日光東照宮徳川家康を神格化した東照大権現を主祭神とした神社で、1998年に世界遺産「日光の社寺」として登録されました。
 今も関東を代表する寺社仏閣として、連日国内外の観光客や修学旅行生であふれています。

 日光東照宮の前には輪王寺の三仏堂という非常に大きな本堂がありますが・・・ 2014年訪問時は改修中で外観は見られませんでした。

 こちらはさらに以前の2008年撮影の輪王寺 三仏堂

 輪王寺の前を通って、東照宮の参道を進みます。 いかつい仁王像が構える表門。 重要文化財に指定されています。

 この表門の左手には五重塔もあります。 こちらも重要文化財。 たびたび火災で焼失しましたが現在の五重塔は1818年に建てられました。

 五重塔までは無料で散策できますが、ここから先は参拝料が必要になります。 参拝料は1300円と寺社仏閣の参拝料としてはかなり強気なお値段・・・
 まぁ折角ここまで来たし一度は入るべきだと思うので入場。 表門を潜ってすぐ左側に神厩舎 三猿(しんきゅうしゃ さんさる)という護神馬をつなぐ馬屋があります。
 何も知らなければ東照宮境内の建物の1つとしてチラ見くらいで素通りしそうですが、この神厩舎の壁面に有名な「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻が施されています。 見ざる言わざる聞かざる。 この左右の額にも猿が彫刻されていて、計8枚の彫刻で猿の一生をあらわしているそうです。 へえぇ・・・知らなかった。
 ただ、知名度のわりに予想以上に地味なところにあるので、下手すると知らずの内に東照宮を出てしまうのでしっかり見ておきましょう。 僕は危うく気づかず出てしまいそうだった・・・

 三猿の馬屋を過ぎた先に、東照宮で一番有名な陽明門(ようめいもん)がありますが・・・ 残念ながら、陽明門も当時改修中で見ることができません。 当時は「平成の大修理」の真っ只中でしたが、平成の大修理は平成31年に終了したので、現在は陽明門を見ることができます(ただし、2021年12月~2022年3月までは補修工事の為改修中)

  改修中でも中からちょびっとだけ見えるようにはなっていましたが、せっかくなのでまた行く機会があればリベンジしたいところ。

 さて、陽明門を越えると国宝の本社拝殿が見えてきます 拝殿前の唐門は胡粉で白く塗られ、細かい彫刻が施されています。
 拝殿の右手側から拝殿の方へ入り、そこで拝殿の説明を聞くことができます。 大体10分~15分ほどのお話になるので、時間がある人は是非聞いてみてください。

 その拝殿の右手には「眠り猫」の彫刻がされた奥宮への道があります。 その奥宮へ通じる門の上部に眠り猫が。

 眠り猫。 江戸時代初期に活躍した左甚五郎(ひだりじんごろう)作と伝えられています。これも矢印が無いと見落としそうなほど小さい彫刻だけど、こういう細かい部分で楽しめるのも東照宮の魅力の一つだと思います。

眠り猫の先からはしばらく階段が続きます。 ぐるりと回って本殿よりも奥、奥宮へ進みます。 5分ほど歩いて奥宮へ到着

 奥宮は拝殿、鋳抜門、御宝塔があり、御祭神を祀る墓所となっています。

 日光東照宮境内で御朱印を頂きました。 当時は300円でしたが今は400円か500円?
 日光東照宮の周囲にある輪王寺や二荒山神社の「二社一寺」で数種類の御朱印を書いてもらえるそうです。

 様々な社や細かい彫刻が美しい日光東照宮ですが、参拝料1300円は当時貧乏ツーリング中の僕にとっては少し痛手でした(笑) しかし、陽明門が当時工事中だったのでまた改めてもう一度参拝に行ってみたいところですね。

◆ 日光東照宮 ◆
住所:栃木県日光市山内2301 案内だらけなので迷うことはないでしょう。
料金:参拝料1300円
バイク駐輪場:周辺の一部有料駐車場にてバイクも受け入れ可能となっています
・日光市営第二駐車場【地図】200円/回
・輪王寺第二駐車場【地図】300円/回
・二荒山神社駐車場【地図】300円/回
拝観時間:4月~10月…8:00~17:00/11月~3月…8:00~16:00
・閉門30分前に入場受付終了
HP日光東照宮
所要時間:約90分
【訪問時期:2008年9月/2014年/最終更新:2022年2月】
★Googleマップで【日光東照宮】を見る★

◆【関東甲信越】の記事一覧へ戻る◆