風情はあまりなし。食べ歩きを楽しむ古い街並み
元々は江戸時代に新河岸川を伝って舟で江戸まで食料などを運ぶ重要拠点として栄えた川越。 中心部には商店や倉庫が立ち並ぶ商人の町として栄えてきました。
明治以降は幾重もの大火に巻き込まれ、防火対策が急務となった時に石造りの蔵が大火に耐え焼け残ったことに着目。 大火による再建を繰り返し、石造りの蔵をベースとした街並みが自ずと形成されていきました。
そんな蔵造りの町並みを今に残し、いつしか小江戸川越と呼ばれるように。 関東有数の歴史散策ができる町としてPRしています。
「蔵造りの町並み」の道は西武鉄道本川越駅に直通、JR川越駅西口にもアクセスしやすく、今も昔も変わらないメイン通りですので車の交通量は元々非常に多め。 よほど深夜早朝でもない限り、古い町並みにメタリックな車が視界に入ってしまい風情はあまり感じられません。
あと、車道がアスファルトなのもツメが甘いというか中途半端と言うか。 実情難しいのでしょうが、時間帯によって車両通行制限を設けて、石畳舗装にすればマシなのかもなと。
時の鐘は1627年(寛永4年)から1634年(寛永11年)の間に川越城城主の酒井忠勝が町民に「時」を知らせるために建てたといわれるもの。
1893年(明治26年)の川越大火により焼失したものの、その翌年には再建されて現在に残されています。 今も6時・12時・15時・18時に鐘つきが行われています。
そもそも川越はサツマイモの産地でして、サツマイモを使った食べ歩きグルメを出すお店が点在しています。
いろんな味付けが選べるディップソース的なのがあり、塩バターソースにしましたが意外と塩バター味の主張が激しかったので僕はプレーンのままの方が良かったかも(笑)
・・・という訳で、小江戸川越の蔵造りの町並みエリアは歴史散策と言うか風情を感じるとか古い町並みを写真に収めたいって人にはガッカリするかと思いますが、食べ歩きしつつぶらぶら街歩きするならいろんなお店があり、楽しめるかなと思います。
バイクでのアクセスについて
川越駅周辺や蔵造りの町並み周辺にはこれと言ったバイク駐輪場はほぼ無く、四輪駐車場もバイクは利用不可の所がほとんどです。
基本的にフラップ式の四輪駐車場でして特にバイクOKとの案内も無いですが、空きスペースを活用して完全セルフ式のバイク置き場を設けています。
ここから徒歩1分程度で蔵造りの町並みの北側入口に着くという好立地の駐車場。
そもそもこちらのパーキングはちょいと変わっていて、敷地の奥へ奥へと進むと倉庫のような広々とした屋内に入り、その倉庫内にフラップ式の駐車場があるという独特な構造。
★Googleマップで【らくだプラザ川越元町】の地図を見る★
他にも国道254号を越えた辺りに市内観光用駐車場があり、四輪を含め無料(バイクは四輪と共用)で利用できますが駐車場から蔵造りの町並みまで徒歩約15分と距離があるので、時間と脚力に余裕がある人向けとなります【利用時間:9:00~18:00】【地図】。
また、川越まつり会館は専用の無料駐車場・駐輪場があるので、川越まつり会館に入館する際には専用の駐輪場に停めることができます【地図】。
料金:散策無料
バイク駐輪場:上記「バイクでのアクセスについて」を参照
営業時間:店によって異なるが大体9~11時開店の17~18時頃閉店が多いかと
定休日:店によって異なるが無休の店を除くと月曜休みが大半。次いで水曜が多いかと
所要時間:約60~90分
HP:川越一番街商店街
HP②:川越市/観光スポット
【訪問時期:2014~2022年に3回/最終更新:2022年6月】
★Googleマップで【蔵造りの町並み】を見る★