東京湾を横断する40分の船旅
東京湾フェリーは神奈川県横須賀市の久里浜港から千葉県富津市の金谷港までを結ぶフェリーで、東京圏をぐるりと囲む国道16号の実質的な海上区間となっています。
三浦半島のほとんど南端、房総半島もやや南側を結んでいるので、それぞれの半島を周遊するツーリングに適しています。
横須賀市にある久里浜港の東京湾フェリーターミナル。 短距離フェリーとしてはちょいと大きめな建物でして、とりあえず中で乗船手続きを行います。
中はちょっとした売店とフードコートがあり。 ただ、乗船までそこまで時間が無かったので建物内はチラ見程度で乗船へ。
バイクは甲板左側に寄せてラッシングと車止めにて固定。 バイクは1便当たり30台収容可能だそうです。
そんなわけで、船内へ。 ちょっと年代を感じる雰囲気もありますが、基本的にバスの座席のようなシート席とボックスシート席がメイン。
個人的には寝っ転がりたいのでカーペット席があったらいいなと思ったんですが、シート席でも十分快適な座り心地でして、そもそも40分の船旅なので全然問題ないかと。
そもそもワタクシは最初は船内歩き回りたい派だからあまり座ってないのでなおさら問題なかったですね。
そんな訳で久里浜港を出港して対岸の富津市金谷港へ。 肉眼で房総半島が見えているくらいなので、大海原をわたるようなフェリーではないんですが・・・ なんだかんだ船上で東京湾を見渡すと意外にも広大で、しっかり海らしい海?の景色を堪能できました。
デッキにもゆったりできるテラス席もありますし・・・
屋上デッキにも座れる所多数。 シーズン時でも充分座れるスペースはあるかと思います。
船内にはちょっとしたスナックコーナーと売店があります。 売店はこれでもかとチーバ君推し(笑)
そんな感じで写真を撮った後、少し座っているだけであっという間に富津市の金谷港へ到着。
わずか40分の船旅でしたが、関東圏でこんなお手軽なフェリー移動できる航路ってたぶんここくらいじゃないでしょうか。
東京湾フェリーの最大のライバルと言える東京湾アクアラインに押され苦戦…してるかと思いきや、それなりに需要があるらしく1日14往復も運航しているので使い勝手は悪くありません。
そんなこんなで金谷港に到着。 金谷港フェリーターミナルもそれなりに立派な建物でして、レストランや広めの売店も入っているそうですが、中には入らず。
それより久里浜港では時間が無くて見れなかったフェリーの全体像を拝みにちょっと移動してみてみると・・・ ちゃっかりチーバ君いました。 もうこのフェリーはチーバ君に占領されてる・・・
神奈川-千葉間の移動はコスト的にはおそらく東京湾アクアライン(ETC)一択なんだと思いますが、フェリーならではの味わいも好きですし、往復どちらかはフェリーに乗るというツーリングコースも良いかと思います。
◆ 東京湾フェリー (神奈川県横須賀市-千葉県富津市) ◆
久里浜港:横須賀市久里浜8-17-20
金谷港:千葉県富津市金谷4303
◆料金(2022年7月時点/運転手1名の料金含む)
自転車:1500円
125㏄未満:2000円
750㏄未満:2300円
750㏄以上:2800円
・旅客のみ:900円
・往復割引あり
運行便数:6時台~19時台の間に1日14往復
・バイクは出航30分前までに乗船手続きを済ませてください
航行時間:約40分
HP:東京湾フェリー
【訪問時期:2018年2月/最終更新:2022年7月】
★Googleマップで各地点の地図を見る★
【 久里浜港 ◆金谷港 】◆【関東甲信越】の記事一覧へ戻る◆
【走】 東京湾アクアラインと海ほたる ★★★★ 【神奈川県川崎市-千葉県木更津市】
神奈川方面からの房総半島最適ルート もはや説明不要?な、東京湾アクアラインは神奈川県川崎市と千葉県木更津市を結ぶ全長約15kmの高速道路です。 1997年の開通当時から東京湾を貫く豪快な道路として話題があった反面、高すぎる通行料金と...