【走/撮】　レインボーブリッジ (レインボープロムナード)　★★★☆　【港区】

実は遊歩道もあって景色を見ながら歩いて渡れる！

　東京都心を代表する橋はいくつかありますが、都会の景色として見栄えが良い橋と言えばまずレインボーブリッジが出てくるでしょう。
　レインボーブリッジは首都高11号線の港区芝浦と台場を結ぶ全長798mの吊橋で、首都高の橋というイメージが強いですが実はレインボーブリッジは2階建て構造で上の部分が首都高、下の部分は一般道と遊歩道となっていて、一般道は51㏄以上のバイクが通行可能なほか、遊歩道「レインボープロムナード」を徒歩や自転車を押し歩いてレインボーブリッジを渡り切ることも可能です。

　今回はそんなレインボーブリッジの遊歩道「レインボープロムナード」を芝浦からちょっとだけ歩いてみました。　レインボーブリッジの遊歩道入口近くには芝浦･台場側共に無料のバイク駐輪場があるので、お台場ツーリングで立ち寄るにもオススメ。

　芝浦側からレインボーブリッジ遊歩道に行くには「芝浦アンカレイジ」という管理施設からエレベーターに乗っていきます。　ちなみに遊歩道区間や台場側にトイレは無いのでトイレは芝浦アンカレイジにて済ませましょう。　遊歩道区間は約1.7㎞もあるので真ん中らへんでもよおしたら絶望しかない(笑)

　芝浦アンカレイジ内はトイレと簡素な模型やレインボーブリッジについての簡単な紹介があります。
　ここからレインボーブリッジへのエレベーターに乗るわけですが、遊歩道はレインボーブリッジ車道部分の北側と南側の両側にあるので、北側用のエレベーターと南側のエレベーターに別れています。　まずはレインボーブリッジ北側の遊歩道から。　レインボーブリッジ一般道区間は一般道と遊歩道の他に道路中央部分をゆりかもめが通る構造となっています。

　歩道と車道との境が簡素ですぐ横を車がビュンビュン通っているのと、風がかなり強いので思った以上にうるさくて怖いです。
　レインボーブリッジってデートコースなイメージありますが、カップルで遊歩道を歩こうものなら風で髪の毛乱れまくりの排気ガス浴びまくりなので、少なくとも初デートで行くのは止めた方が無難かと(笑)　それはそうと、レインボーブリッジ北側から見る東京都心の景色はさすが大都会を思わせるようなビル群を延々と見渡す事ができます。　首都高でレインボーブリッジからの景色を見ることはありますが、こうやってじっくりと観賞できるのは遊歩道ならではですね。

　遊歩道の橋脚部分や中間地点の「台場アンカレイジ」部分の遊歩道はちょっとスペースが広くなっていて簡易なベンチもある休憩スペースとなっています。
　外側のフェンスも景色を見られるように隙間が広くなっています。

　ここで一旦戻って今度は南側の遊歩道を歩いてみることに。　ちなみに一般道区間は制限速度50㎞/h(橋の前後は40㎞/h)ですが、白バイの取締り定番区間でもあるのか短時間の滞在でも2,3回くらいサイレンを聞いたので、スピードには要注意。

　レインボーブリッジ芝浦側はループ橋となっていて、ループの姿を遊歩道から見ることも可能。
　どこまで見渡しても高層ビル群が並ぶのが東京らしいんですが、こんな大都会のすぐ近くに東京湾が入り組んでるというのが他の大都市でもなかなか見られない景色だと思います。

　お台場側の景色を見たいと思ったんですが、こちらは芝浦側ではまだまだ遠いのでそこまで間近な景色は見られず。　お台場側まで歩いたらいい景色が見られると思うんですが、そこまでの時間も無かったので諦めちゃいました。

　ツーリングならバイクを置いて渡る訳なので往復するなら3.5㎞以上もの歩きが必要になっちゃうので全区間歩くには脚力と時間がいりますが、観賞スポットも多く歩いていて面白いスポットなので数少ない東京ツーリングの見所かと思います。