自家製麺のそばとあっさり味なスープを組み合わせた沖縄そば
今回もレンタルバイクを借りて沖縄本島を走り回って、なるべく沖縄でしか食べられないものを食べていこうとしてきました。
とはいえ、今回のちょっとした旅のテーマの一つとして「食堂のメシを食う」と決めていて、あまり沖縄そばと言うか麺もの系のお店には行きませんでした。
それでもなんだかんだ今回は2軒の沖縄そば屋で食ったんですが、そのうちの1軒目となる「沖縄そば ゆうなみ 坂下店」にやってきました。 ゆうなみ 坂下店。 「坂下店」と支店らしきものが付くものの、パッと調べた限り複数店舗展開していなさげで、ここ坂下店のみとなっています。
位置的にはゆいレール「安里駅」から徒歩11分と歩けなくも無いかもですが、基本的に車やバイクでのアクセスがメインかな?
注文はタッチパネル式の食券制。 タッチパネルの画面は撮ってないですが、券売機前に写真付きで一部メニューが確認できます。
訪問時(2022年7月)のメニュー写真。 いわゆる「沖縄そば」となる「三枚肉そば」で600円とリーズナブルなのが沖縄そばのいいところ。
そしてどうやらこちらは全粒粉配合の自家製麺ということで、「細麺」「平麺」「よもぎ麺」の3種類の麺を選ぶことができるとのこと。 となったら一際目立つよもぎ麺が気になりましたが、ここはスタンダードな沖縄そばっぽい平麺にしてみました。 注文したのはソーキそば 700円+じゅーしぃー180円。 三枚肉そばはバラ肉の部分ですが、ソーキそばは骨付きのスペアリブの部分。
注文した後気づいたけど、三枚肉とソーキと軟骨ソーキの入ったミックスそば 750円にしとけばよかったかも?
自家製麺の平麺はぱっと見きしめんのような極太の平打ち麺ですが、しっかりとした弾力があり、食べ応え抜群。
全粒粉だからか小麦の粒のようなものが見えて、弾力もさることながら小麦本来の味わいもどことなく感じ取れる麺でした。
そしてスープは非常にあっさりとしたかつお出汁のスープ。 そもそも沖縄そばはラーメンというジャンルから一線を画してはいるんですが、確かにこれはどちらかというと関西のうどんのような料理かと。
今まで食べた数軒の沖縄そばと比較しても、薄味というか非常にあっさりとした味わいのソーキそばでして、これはこれでアリかなと思います。 沖縄の食堂では定番のこーれーぐーすもあるので、そういうので味変しながら食べるにはこれくらいのあっさり目でもいいかなとは思いました。
一方でソーキは少々味付け濃いめでして、ホロホロ…ではなく意外にもガッチリと固い歯ごたえのある肉質で脂分も少なめのソーキでした。
沖縄版混ぜご飯であるじゅーしぃーもちょいと薄味でして、単品で食べるよりは何かおかず一品と合わせて食べる感じかな? ソーキと合わせて食べてみたら美味しかったです。
そんな訳でどこか優しい味わいを感じるソーキそばを頂けて、それはそれで来る価値のある沖縄そばのお店だったかなと。
普段から濃いめのラーメンばっか食ってる神奈川県民?的にはやや物足りなさはあるのかもしれませんが、そもそもラーメンでなくうどん系の一種だと考えればこういう優しい沖縄そばを食べてみたい時もあったりするので、そういう気分な時にはオススメのお店でした。
料金:沖縄そば600円~、じゅーしぃー180円など
バイク駐輪場:店舗前及び裏側と道を挟んで隣の敷地に駐車場数台ずつ。無料/二輪専用若干あり
営業時間:11:00~21:00
定休日:年中無休
HP:Twitter/ゆうなみ 坂下店
・Instagram/ゆうなみ 坂下店
【訪問時期:2022年7月/最終更新:2022年11月】
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