大正ロマン溢れる有名観光地
◆なお、以下の記事は改修工事前の2009年から工事中の2017年までの訪問記録です◆
1942年の関門鉄道トンネルを初め、関門橋や関門トンネルで鉄道や道路で本州と九州を自由に行き来できるようになってから門司港は急速に衰退の一途をたどります。 しかし、大正時代に造られた建築物を中心に歴史的価値のある建物を保存する一環で「門司港レトロ」という観光地として整備されていきました。
今も門司港エリアには大正時代に建てられた歴史的建造物がたくさん残されている一方で、観光向けの資料館や商業施設などが立ち並び、北九州を代表する観光地の1つになっています。
工事中エリアに門司港駅の工事の流れや門司港の歴史について紹介しているスペースがありましたが、早朝だったのでまだ入ることができませんでした。
そんな門司港駅改修工事も2019年3月10日に終わり、現在は創建時の姿となった門司港駅として観光客を迎え入れています。 僕は中々九州まで行けなくなってしまいましたが、ぜひとも新しい門司港駅を見てみたいところ。
門司港駅を出てすぐ目の前に見える古そうな建物が旧門司三井倶楽部です。
旧三井倶楽部の斜め裏側にある旧大阪商船。
現在は1階は漫画家・イラストレーターの「わたせせいぞうギャラリー」、2階は海峡ホール(現在は期間限定で出光美術館特別展示室として運用)と、それぞれ有料の美術館になっています。
こちらも夜にも訪問したので撮影。
海峡プラザの前はクルーズ船が離発着する小さな港がありますが・・・
海峡プラザを進んだ先に一際目立つ高層タワーと、その足元に赤レンガの館が。
高層タワーは故・黒川紀章氏が設計したマンションで、門司港レトロ展望室として一般の観光客も高さ103mの展望室に登ることができます(料金300円/10:00~22:00 最終入場21:30)。
しかしレトロな観光地のど真ん中にまさかの高層マンションとは・・・
手前の国際友好記念図書館は北九州市の友好都市である中国・大連市に実在する歴史的建造物の複製建築なので平成7年に完成した新しい建物。1階は中華レストラン、2階は中国や東アジア中心の文献が揃った図書館です。
門司港レトロエリアから少し離れた所、関門海峡が見える海岸沿いに海峡ドラマシップという大きなミュージアムがあります。
この海峡ドラマシップ周辺の海岸から見る関門橋の景色や下関の町並みがきれいです。
僕が見て回った施設もごく一部。 それも資料室までお金払って見てないし。
これをじっくり見て回るとなると丸1日居られるんじゃないかなってくらい充実しています。 昼と夜でまるっきり雰囲気が変わるので機会があればどちらも行ってみるのがいいでしょう。
案内:国道3号から「門司港駅」までの案内あり、もしくは門司港レトロ展望室(高層タワー)を目印に
料金:散策無料、施設によって異なるので詳しくは下記HPを参照
バイク駐輪場:不明。門司港レトロ展望室近くの広場の一部※地図※に停めてもいいらしい? もしくは門司港レトロ駐車場※地図※にて無料で停められる? どちらも確実な情報ではありません。要確認。
・門司港駅前自転車駐車場 ※地図※にてバイク受け入れ可(1日100円・6:00~22:00)、バイク収容42台の内,中型以上は3台程度?
・海峡ドラマシップ※地図※には無料駐輪場あり
所要時間:60~180分
営業時間:施設によって異なる。詳しくは下記HPを確認
HP①:門司港レトロインフォメーション(音量注意)
HP②:関門海峡Navi
HP③:門司港レトロの観光
★Googleマップで【門司港レトロ】を見る★
・マーカーの位置は門司港駅です