サツキとメイや猫バスのパネルあり。小さな川にチビトトロも
ととろのバス停は国道326号線から少し外れた山あいの集落内にあるバス停で、映画「となりのトトロ」が上映される前からこの地区の地名を取った「轟(ととろ)」と言うバス停が実在していました。
「となりのトトロ」が上映された後、誰かが猫バスのパネルをバス停に置いたことから「ととろのバス停」として話題になったそうです。
「ととろ」バス停は元々大分バスが運用していた経路でしたが、2013年に大分バスがこのバス停の路線から撤退してしまいました。 しかしその後、佐伯市のコミュニティバスが運行されることとなり、現在もコミュニティバスのバス停として1日数本ながらも運行している現役のバス停です。
こちらがトトロのバス停。 まぁ小さな待合所にサツキとメイのパネルとトトロのパネルがあるってだけですが、人気度は高くて閑散期でも常時誰かしら観光客が居るくらい有名な場所です。
サツキとメイのパネルなどは2009年訪問時と同じですが、2017年に再訪してみるとバス停自体の場所がちょっとだけ移動しました。 駐車場も少しながらあるので以前よりも立ち寄りやすくなったかな?
このバス停からさらに100mほど進んだところに小さな川を渡る橋があります。 その橋を渡ってみると・・・
大きな猫バスのパネルが。 さきほどのバス停内のパネルよりも大きくてより再限度が高いです。
そして観光客が持ち寄った手作りのチビトトロが鳥の羽休めのようにチョコンと乗っかっています。 これがちょっとかわいい(笑)
周辺は民家も少ない畑と森に囲まれた集落ですが、そんな中に1軒だけカフェレストランまであって、集落内のプチ観光名所になっています。
偶然「ととろ」のバス停があったから話題になっただけで、「となりのトトロ」の舞台となった場所ではないですが、本当に映画の世界のようなのどかな田舎の景色を味わえます。
国道326号の延岡~豊後大野のほぼ中央に位置している上、この区間はこれと言った観光スポットや休憩ポイントも少ないので、休憩がてら国道から外れて立ち寄ってみてもいいと思います。
案内:国道326号線「ととろ入口」交差点を県道6号方面へ、途中のY字路を「ととろ」の案内板通りに右へ
料金:無料
バイク駐輪場:バス停のすぐ横に駐車場あり。無料、四輪と共用
見学時間:自由
所要時間:約15分
【訪問時期:2009年8月/2017年9月/最終更新:2019年6月】
★Googleマップで【ととろのバス停】を見る★
・2019年6月時点のストリートビューを見る限り、撮影時期2013年3月の映像では旧バス停の場所にととろのバス停がありますが、現在は上記URLのポイントのところで合っています。