海と島々の景色が交互する絶景高速道路
しまなみ海道の道中は尾道から今治にかけて、多くの島を経由して通行するため途中で降りて島巡りをするのも良し、一直線に走って次々と移り変わる島の景色と瀬戸内海の風景を楽しむのもいいでしょう。
僕は今治から尾道に向かうために通行しました。
四国側最後のICとなる今治北ICに乗る前に、来鳥海峡大橋展望館に行って見ました。
来鳥海峡大橋は四国からだと最初の橋で、3本の巨大なつり橋が続く三連つり橋で、全長は4105m。
来鳥海峡大橋展望館の敷地にある公園から三連つり橋の来朝海峡大橋を一望できます。
ちなみに公園にいたおっちゃん曰く来鳥海峡大橋を渡った先にある大島の亀老山展望台(地図)からの景色が一番綺麗との事ですが、そのまま尾道まで突っ切る予定だったので立ち寄らず・・・
⇒2年後、行ってみました!
★Google マップで【来鳥海峡大橋展望館】の地図を見る★
そんな寄り道をしつつ、いよいよしまなみ海道を走ります。 橋を走行中は瀬戸内海の島々の景色を、島内を走行中は島ののどかな景色を見たりと変化のある景色の中を走るので飽きません。
道路は基本的に片側一車線ですが、橋の区間は片側二車線が多いです。
本州四国連絡橋はどの橋も横風が強い事で有名で、バイクだと命の危険を感じるほどだと良く聞きますが、僕が走行した時はそれほど酷いことも無く難なく渡りきることが出来ました。
しまなみ海道のPA/SAは今治から来鳥海峡SA・上浦PA(今治方面のみ)・瀬戸田PA・大浜PAと続いていますが、来鳥海峡SAは今治北ICから乗ると立ち寄ることが出来ないので次の瀬戸田PAに立ち寄ることに。 瀬戸田パーキングエリア。 生口島の南部にあるパーキングエリアで、小さな売店とトイレがあるだけのシンプルなパーキング。
瀬戸田PAからは遠くに多々羅大橋が見えます。
多々羅大橋は全長1480mで、国内最長の斜張橋とのこと。 PAには多々羅大橋に使用されているワイヤーの実物大のレプリカがあります。
★Google マップで「瀬戸田PA(上り)」の地図を見る★
続いて、しまなみ海道尾道方面最後のPAとなる大浜PAにも立ち寄りました 大浜パーキングエリア 因島にあるPAで、瀬戸田PA同様売店のみのシンプルなパーキング。
PAに隣接しているバス停から因島大橋が見えます。
因島と向島を結ぶ因島大橋は全長1270m、中央支間長770mは当時国内最長のものだったとか。
2層構造の橋になっていて、上をしまなみ海道自動車専用部、下の部分を歩行者と自転車原付道と分けられています。
そして因島大橋と向島大橋を渡ってようやく本州へ。 しまなみ海道は西瀬戸尾道ICで終点、国道2号尾道バイパス(自動車専用道)と接続されています。 明石・鳴門大橋や瀬戸大橋のように本州と四国の高速道路と直接接続されていないので、高速移動オンリーの場合は少々面倒かも?
途中下車しない限りじっくりと瀬戸内の景色を見ることが出来ませんが、一直線に突き進むだけでも瀬戸内海らしい快適な走りを楽しめると思います。
案内:西瀬戸尾道IC~今治IC
◆料金(軽二等/西瀬戸尾道IC~今治IC)
通常料金・・・3980円(西瀬戸尾道IC~今治IC)
ETC平日割引・・・2450円(西瀬戸尾道IC~今治IC)
ETC休日割引・・・1880円(西瀬戸尾道IC~今治IC)
※細かな料金表は下記HPを確認
※高速代を最安で本州~四国を渡りたい場合は向島IC~今治北ICの1760円(休日ETC割)が最安
バイク駐輪場:PA/SAあり、無料。二輪専用スペース若干あり
交通規制等:徒歩・自転車・125㏄以下の二輪通行禁止
・強風や天候によっては四輪は通行できても二輪のみ通行止めの場合もあります。 最新の交通規制は下記HPを参照
該当距離:約60km(西瀬戸尾道IC~今治IC全線)
HP:JB本四高速
【訪問時期:2013年5月/2017年5月/最終更新:2020年5月】
★Google マップで主要地点の地図を見る★
【 今治IC ◆ 西瀬戸尾道IC 】
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