山頂から見る「御釜」の絶景!
標高1758mの刈田岳の山頂付近まで駆け上る道路なので、東北でも有数の本格的な峠越えルートです。 それだけに時折見える下界の景色も絶景です。
シーズンにもなれば宮城県側を中心に渋滞が続くのでそこだけ注意が必要です。
標高の低い部分は森林に覆われた山道を縫うように走っていきますが、途中から背の高い木が無くなり景色は一転。 岩肌がむき出しの荒涼とした山岳道路に変化します。
さらにこの先、山形・宮城県境より100mほど宮城県側に有料道路の「蔵王ハイライン」があります。
蔵王ハイライン自体は片道2.5㎞の短い有料道路ですが、この蔵王ハイラインを登りきった先に御釜(おかま)があります。
御釜は標高1500mに位置する火口湖で、湖は強酸性のため生物は棲んでいません。 濁ったエメラルドグリーンの深い色ですが、日のあたり方によって湖面が様々な色に変化することから“五色沼”とも呼ばれています。
この蔵王エコーライン&蔵王ハイラインと御釜の景色は東北のツーリングルートの中でも1.2を争うほどオススメルート、今まで走った中でもベスト10には入る絶景スポットだと思います。
仙台からもほど近いツーリングルートなので予定も組みやすいのもいいですね。
・宮城県国道4号より県道12号線へ分岐又は県道25⇒県道12
宮城県側は住宅地の中を縫うような区間があったりとちょっと迷いやすい?
料金:蔵王エコーラインは無料・蔵王ハイライン通行料二輪390円(往復)
バイク駐輪場:各所パーキング無料/四輪と共用
該当距離:約26㎞(蔵王エコーライン)、約2.5㎞(蔵王ハイライン)
通行規制等:一般自動車道の為、蔵王ハイラインは徒歩・自転車・125㏄以下の原付通行不可
(蔵王エコーラインは徒歩含め全車種通行可能の為、山形・宮城の往来可能。 蔵王刈田リフトを利用して御釜を見ることも可能【地図】)
・冬季閉鎖(11月上旬~4月中旬頃)
所要時間:20~50分(山頂⇔御釜散策)
HP:宮城交通/蔵王ハイライン
【訪問時期:2008年9月/2010年9月/最終更新:2021年2月】
★Googleマップで【蔵王ハイライン(料金所)】を見る★