【撮】 山居倉庫 ★★★ 【酒田市】

東北地方
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庄内地方のシンボル的観光スポット

 山居倉庫は明治26年(1893年)に旧庄内藩主の酒井家によって建てられた倉庫です。 現在は12棟の土蔵が残っていて、その一部が農業倉庫として現役で使用されています。

 山居倉庫の一部は一般公開されていて、観光ガイドでもよく取り上げる定番スポットなので、倉庫が並んでいるこの写真を見る機会も多いはず。

 敷地内に入ると倉庫沿いに運河があります。 今も倉庫敷地内に簡素な船着場があり、船による庄内米の物流拠点としての歴史を物語っています。

  倉庫の正面は白塗りの土蔵作りに対して、裏側は木造の黒い家屋とけやき並木。 山居倉庫よりも歴史のある樹齢150年ほどのけやき並木が夏の日差しや、日本海からの強い西風を遮る役目を果たしています。
 倉庫自体も2重屋根の構造により風通しを良くし、米の保管に最適な温度に調節できるようにされていたりと、至るところに近代の技術にも謙遜しない工夫が施されています。

 現存している12棟のうち、1棟は庄内米歴史資料館として、2棟が観光物産館として一般開放されていて、酒田を代表する観光地になっています。

 ちなみに映画「おしん」のロケ地にもなったそうなので興味のある人は是非。 映画を見たことが無くても、ケヤキ並木と並ぶ倉庫群は風情のある景色なので、寄り道にオススメです。

◆ 山居倉庫 ◆
住所:山形県酒田市山居町1-1-8
・県道353号線沿い、国道112号との分岐近く
料金:見学無料
・庄内米歴史資料館入館料300円
バイク駐輪場:県道353号線沿いに無料駐車場あり【地図】/
四輪と共用、係員の指示に従い駐車
営業時間:9:00~18:00
・12月~2月は17:00閉館
定休日:無し
所要時間:約30分
HP:酒田県HP/山居倉庫
【訪問時期:2011年10月/最終更新:2021年2月】
★Googleマップで【山居倉庫】を見る★

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