趣ある老舗旅館が点在。日帰り目的だと少々難あり
渋温泉は長野市と草津温泉を結ぶ志賀草津道路(国道292号)の長野県側の麓地点にある温泉街です。 渋温泉の近くには猿の温泉入浴で有名な地獄谷野猿公苑もあります。
横湯川に沿って約1㎞程の範囲に温泉宿が立ち並んでいます。 中には小さなお土産屋や温泉まんじゅう屋さん、射的コーナーなどがひっそりと営業していて温泉街らしい雰囲気は満載。
立ち寄ったのがお昼すぎくらいだったからか、宿泊者らしき観光客も少なくてちょっとわびしい感じ。 草津温泉のにぎやかさとは対照的でした。
所々に味のある路地があったり、大正時代前後に建てられた老舗旅館などがあちこちにあって、かなり味のある温泉街です。
全国の温泉街の中にはコンクリートビルだらけな所も多くありますが、渋温泉はそんな温泉街とは違って町の雰囲気を楽しむような温泉街だと思います。
そんな老舗旅館の中でも一番有名なのが金具屋と言う旅館。 昭和初期に建てられ、幾度も改築を繰り返して現在の姿になったそうです。
これは夜に歩くともっとノスタルジックな雰囲気を味わえるかもしれません【地図】。
渋温泉には9つの外湯がありますが、渋温泉に宿泊する人でないと9つすべての外湯に入ることが出来ません。
そんな中で唯一、日帰り客でも入れる外湯は九番湯の「渋大湯」のみとなります。
九番湯「渋大湯」。 入浴の際には事前に渋温泉旅館組合事務所【地図】または渋温泉駐車場【地図】で入浴券を購入する必要があります。
せっかくの渋温泉なのでちょっと入って見たかった気もしましたが、さっき草津で温泉に入ったばっかだったのでパスしちゃいました。
その代わりに、渋大湯のすぐ近くにあった無料の足湯に浸かってみました。 ・・・が、メチャクチャ熱くて1分も足を入れられないほどでした。 後で調べると自分で温度を調節しながら入るそうで・・・
しかし、この熱さが渋温泉ならではの魅力だと思います。
料金:日帰り入浴500円・すぐ裏手の足湯は無料
・事前に渋温泉旅館組合事務所【地図】または渋温泉駐車場【地図】で入浴券を購入する必要があります
営業時間:10:00~16:00
定休日:無休
HP:信州渋温泉/九湯めぐり
★Googleマップで【九番湯 渋大湯】を見る★
しかし、宿泊施設の専用駐車場以外にココくらいしかマトモな(?)駐車場が無いので、ツーリングで立ち寄りたい場合はとりあえずここで交渉してみる他無いのではないかと思われます。
日帰り温泉も出来ないことも無いけど基本的に宿泊メインの温泉街といった所です。
料金:散策無料、九番湯「渋大湯」500円
・渋大湯を日帰り入浴する際は事前に渋温泉旅館組合事務所【地図】または渋温泉駐車場【地図】で入浴券を購入する必要があります
バイク駐輪場:不明。 日帰り客の為の「渋温泉湯めぐりパーキング」【地図】はあるが、バイク料金は設定なし。ですが現地で直接聞いてみた方がいいかも。
・ちなみに普通車料金は1時間以内300円、1日500円。営業時間は7:00~19:00です
営業時間:九番湯「渋大湯」10:00~16:00
所要時間:散策のみで約60分
HP:渋温泉公式HP
【訪問時期:2017年7月/最終更新:2021年5月】
★Googleマップで【渋温泉】を見る★