【食】 「奥藤本店」の鳥もつ丼 ★★★ 【甲府市】

関東甲信越
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老舗蕎麦屋で食べる「甲府鳥もつ煮」

 手打そば 奥藤本店は甲府市郊外にある蕎麦と郷土料理のお店で、創業大正2年の老舗のお店となります。

 住宅地の中にあって少々見つけ辛いものの、国道20号バイパスから数百m外れた位置にあり、中央道甲府昭和ICからも2㎞以内なのでナビればアクセス良好な位置にあります。 店内はそこそこ広く、テーブル席や小上がりの座席メインですが、大テーブルを仕切った形の少人数向けの席もあり。 

 店名の通り、奥藤本店は蕎麦がメインのお店なので主に「もりそば」をメインにした定食が多いのですが、ほうとうや鳥もつ煮などの山梨の郷土料理やB級グルメ料理も充実しています。

 と言うかわたくし、B級グルメの「甲府鳥もつ煮」を今まで一度も食べたことが無かったので、今回は最初から鳥もつ煮を食べるつもりでここに来ました。
 存在自体はB級グルメ大会だかで甲府鳥もつ煮がグランプリ取った時から知ってたんですが、中々食べる機会が無かったので、今回約9年越しの初・甲府鳥もつ煮を頂きます。

 と、いうわけで甲府鳥もつ丼 1000円にしました。 みそ汁と小鉢と漬物付き。

 そもそも「甲府鳥もつ煮」の発祥はここ奥藤本店らしく、言われてみれば店頭に「元祖鳥もつ煮」って看板もあったような!
 どうやら昭和25年頃に肉屋で廃棄される鳥のもつを有効活用しようと考案された料理とのこと。

 鳥もつとはレバー・砂肝・ハツ・キンカンの部分で、それらを砂糖と醤油で甘辛く煮詰めたもの。 そのためテカテカとした黒茶のタレに絡まっています。

 お味は確かに甘しょっぱい濃いめの味付けで、甘めの料理が好きな人には向いているかなと。 鳥のもつ自体少々珍しかったんですが、豚や牛のホルモン類よりかは少々癖がある食感と風味かな?
 ちなみに鳥もつ煮に入っている黄色い丸いのが「キンカン」で、殻ができる前の卵の事。 ・・・長らくキン○マだと思ってたんですが、さすがにそんなことはなさそうで(笑)

 初の「甲府鳥もつ煮」でしたが想像よりネットリとした食感と味付けでしてこれはこれでアリかと。 お値段も高すぎず安すぎず、観光客向けのメニューが充実しているものの、地元の人っぽいお客さんも多かった印象なので、初見でも間違いのないお店だと思います。

◆ 奥藤本店 国母店 (おくとうほんてん こくぼてん)
住所:山梨県甲府市国母7丁目5−12
・少し住宅街の中に入ったところにあるので要ナビ
料金:もりそば650円より各種そば・定食類など。鳥もつ丼1000円・鳥もつ単品小550円・大700円など
バイク駐輪場:店舗前に駐車場あり。無料/四輪と共用
営業時間:11:30~14:30(L.O14:15)/17:00~20:30(20:15L.O)
定休日:水曜
・当面の間土日祝はランチのみ、夜は19:30L.O
HP奥藤本店 国母店
【訪問時期:2019年11月/最終更新:2021年8月】
★Googleマップで【奥藤本店 国母店】を見る★

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