ツーリングにも向いてる、お手軽漁港巡り
三崎漁港は三浦半島のほぼ南端に位置する漁港でして、日本有数のマグロ水揚げ漁港として知られています。
三崎漁港周辺はそれほど都会って訳ではないですが、かなり観光地化されていて観光客向けの漁港としてコンパクトに形成されている感じです。
そんな三崎漁港の中でおそらく一番観光向けの施設がこちらの「うらりマルシェ」です。 観光地的な漁港には必ずあるような観光市場でして、お手軽に魚介類などが買うことができます。
中はいかにもな観光市場と言った感じで、ちょいと場末感も感じたりしますが、平成初期の面影を残す観光市場としては標準的な規模と賑わいでしょうか。
フロアとしては1階が魚介類メインの「さかな館」、2階が青果類メインの「やさい館」+屋外デッキや休憩スペースといった構造。
で、1階の「さかな館」では新鮮な魚や切り身から干物類、惣菜的なものまでいろいろあったんですが、お土産系の魚介類がメインで店内飲食メインのお店は意外と少なかったです。
まぁ浜焼きBBQとかできるっぽいんですが、サクッと食べて済ます感じではないですし、丼物などで提供しているお店もちょっとはあったんですが、悩んだ末に別のお店で食べることに。
また、魚介類を持ち帰るとしてもツーリングだとややハードル高めですし、中々買いにくいですねー。
マグロのカマとか格安で売ってて正直買いたかったんですが、絶対帰るまでに痛むだろって思って断念しちゃいました。 ちなみに2階の「やさい館」で、ご当地野菜の三浦大根がお手頃価格で販売していました。 三浦大根と言えば通常の大根よりも巨大で太い事で有名ですが、写真のミニ三浦大根ならばバイクでも頑張ればお持ち帰りできる…⁉
さて、うらりマルシェをいったん離れて三浦漁港周辺を散策してお昼ご飯にします。 周辺にも飲食店がたくさん並んでて、ランチ時だったからか店先で呼び込みをする所もちらほら。
訪問時はコロナ中の平日だったので観光客はまばらながらも、ぼちぼちと賑わいもあって割と散策市街のある港町かなと思いました。
で、結局三崎漁港からちょっと古い街道みたいな所にあった「手打ちそば 葉山商店」で日替わりランチのいなだの漬け丼があったのでそちらで食事しました。 が、どうやら2022年6月で閉店してしまったそうです・・・
閉店してしまったけどもせっかくなので紹介。 ここにした理由は1000円超えが普通な三浦漁港のランチにしては珍しい3ケタ台のメニューだったということ、あとはちょっと歴史を感じさせるような外観だったからですねー。
いなだの漬け丼 950円。 お店としては手打蕎麦と酒類がメインの酒屋食堂のようですが、天ぷらや創作料理的なのもちらほら。
そもそも「いなだ」ってなんぞやだったんですが、どうやら成長過程のブリということで個人的には関西の呼び方の「はまち」という方がしっくりきました。
ブリよりも脂が少なくてあっさり淡泊な味わいでした。 ボリューム的にはもう少し欲しかったかな。
でもミニ蕎麦もついてきたしトータルで腹八分目くらいのボリュームでしょうか。 さすがに自家製麺なだけあってかコシが強く美味しい蕎麦でした。
そんな訳で三浦半島ツーリングではお食事ポイントとして良いかもしれませんが、意外とお店選びで悩んでしまうかも?
うらりマルシェ内の魚介類をお土産にするのもツーリングだとちょっと工夫が必要かもしれませんが、価格と内容的には築地とか江の島周辺よりは良心的だった気がするので見てみるといいかもしれません。
バイク駐輪場:うらりマルシェに隣接している有料四輪駐車場入口横のスペースに無料で停めることができます【地図】
◆営業時間
さかな館:9:00(日曜7:00)~17:00
やさい館:10:00(土・休日9:00)~17:00
定休日:年中無休
HP:三崎漁港 うらりマルシェ
【訪問時期:2022年2月/最終更新:2023年1月】
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