ちょいしょっぱめだけど、他では味わえないラーメンかと
前回は北陸のレジェント的なラーメンチェーン「8番らーめん」を紹介しましたがまだまだ北陸にはローカルチェーンがゴロゴロあります。
で、またしてもラーメンチェーンの紹介ですが、僕が北陸に訪れた際は「8番らーめん」はよく立ち寄るんですが、こちらの「らーめん岩本屋」も同じく立ち寄るようにしています。
「ラーメン岩本屋」は福井市に本店を構えるラーメン店で系列店を入れると、福井・石川・富山の北陸3県にそれぞれ10店前後展開している北陸ローカルチェーン店の1つ。 福井市の本店には行ったことが無いんですが、アクセスの利便性と腹が空くタイミングが重なってか、こちらのラーメン岩本屋 金沢駅西店ばっかり行っちゃいます。
ちなみに「金沢駅西店」という店名ですが金沢駅西口から3㎞以上あるので車バイク必須でございます。
注文は食券制でしたが入口にメニュー一覧あり(2022年6月時点)。 麺類は中盛・大盛・特盛が同一価格とかなり太っ腹サービス。 つけ麺だとよく見る大盛無料ですが、ラーメンも無料なのはあまり見ないかな?
決して家系ではないんですが、麺の硬さ・味の濃さ・油の量も調節できます。
で、後述しますが、岩本屋のラーメンはデフォルトで味が濃いめなので気になる人は「味うすめ」にした方が良いかも?
あとワタクシはあまり接客については気にしない派なんですが、岩本屋に関しては店員さんはみんなハキハキとして非常に活発な接客スタイルをとるお店ですんで、初見で行くとちょいビックリするかも。
過去に関西で立ち寄った某家系商店的なラーメン店もハイテンション接客で驚いたんですが、それとはすこーし違う次元の接客スタイルかな? で、頼んだのはベーシックならーめん(たぶん麺大盛)、油少なめ 830円(当時)。
岩本屋のベーシックなラーメンは背脂入り豚骨醤油味ラーメンだそうですが、横浜家系的な濃い色した豚骨醤油ではなく、もうちょい淡麗チックな豚骨醤油となっています。
また、背脂もさることながら刻みネギがたっぷり入っているのも岩本屋の特徴ですね。
そんな淡麗チックな豚骨醤油スープですが、味は意外と濃い…いや濃いというよりかなりしょっぱめでございます。
塩味の強いスープなので飲み干すのはちょい躊躇うかなと思うのと、無料だからと特盛にしてしまうと後々味に飽きてしまうかもしれません。
なので最初に味の濃さは薄めにした方がいいのかもしれませんが、初見の場合はやはり「基本」の味も確かめたいところ。 幸いにも?岩本屋はラーメンへのこだわりと接客の良さに力を入れているらしく、提供後でも味の濃さなど調整できるようなのでそこは遠慮なく声をかけてもいいのではないかと。
そして麺はこういうスープでは珍しいかな? まるで札幌ラーメンのような黄色い多加水ちぢれ麺を使用していて、麺の硬さもデフォルトで硬めでかなりコシのある麺となっています。
ただ、何故か麺がブツブツとちぎれやすくて短い麺だらけになってしまってすすりにくかったです。
そんな訳で塩味の強い豚骨醤油ラーメンなんですが、味の方向性としては個人的には大好きな味でして、岩本屋のラーメンのようなスープを作るラーメン店って意外と無いんじゃないかなってくらいオリジナリティのあるラーメンを味わえます。
豚骨醤油のラーメンは多々あるものの、これほど尖った味わいのスープって家系でも、ラーショ系でも、その他もろもろの豚骨醤油系でも経験のない味だったので、最初に岩本屋に寄ったときは感動したものです。
そんな訳で、8番らーめんと同じくオススメできるラーメン店「らーめん岩本屋」でして、こちらも北陸3県の国道や幹線道路沿いによく店舗を立てているので見つけやすいのもGood。
味の濃さ的には少々人を選ぶ一杯かもしれませんが、接客スタイルも良いので気軽に味変しつつ食べてみるのも良いかと思います。
料金(2023年6月):らーめん890円など
・麺類は中盛・大盛・特盛いずれも同一価格
バイク駐輪場:店舗前無料駐車場あり、四輪と共用
営業時間:10:00~24:30(24:05L.O)
定休日:年中無休
HP:らーめん岩本屋
【訪問時期:2022年7月/最終更新:2023年6月】
★Googleマップで【らーめん岩本屋 金沢駅西店】を見る★