巨大ジャンプ場と札幌市街を一望できる展望スポット!
1972年の札幌オリンピックを筆頭に、日本で開催されるスキージャンプ競技で最もよく使われているのが大倉山ジャンプ競技場。
ここは札幌市街地から近いにもかかわらず、周囲は山に囲まれた自然の多い場所にあります。
ジャンプ場展望台にはリフトを使ってゆっくりと上っていきます。
ジャンプ場展望台は標高300メートル付近、ここからの景色は他の展望台とはちょっと違う雰囲気を感じられます。 ジャンプ場展望台から見る札幌市街。 広範囲にビルが立ち並ぶ大都市の全貌が見渡せます。
大通公園方面 この写真だと霞んでてかなり見づらいですが、現地に行ってみるとテレビ塔まではっきり確認できます。
札幌に限らず北海道の主要都市は、京都のような碁盤の目になっているところが多いですが、これを見ると一目でわかりますね。
碁盤の目になっている理由としては、広大な平地があること、開拓されたのが比較的新しいこと、城下町がほぼ皆無だからですね。城下町は城を中心にクモの巣状に広がる町並みが多いです。
JR札幌駅方面 遠目にJR札幌駅のJRタワーが確認できます。
札幌市街の展望も楽しめますが、ここの一番の魅力としては、ジャンプ台スタート地点のすぐ近くまで立ち寄ることができるところです。 ザ・選手視点。 ・・・こんな急斜面から滑って飛んでたとは・・・
ちなみに傾斜角度は約38度。 人間の脳は傾斜45度を超えると「坂」ではなく「壁」として認識されると聞いたので、ここから滑ると言うよりは、ほとんど落ちるような感覚なんですね。
大倉山ジャンプ場から数キロ離れたところにもう一つのジャンプ場「宮の森ジャンプ競技場」があります。
宮の森ジャンプ競技場はノーマルヒルのジャンプ場に対して、大倉山ジャンプ競技場はラージヒルのジャンプ場です。
ジャンプ場施設の規模としては大倉山ジャンプ競技場の方が大きく、施設も充実しているので、まずはこちら大倉山ジャンプ競技場をオススメします。
案内:札幌市中央区宮の森1274
料金:リフト往復1000円
バイク駐輪場:無料,四輪と共用
所要時間:40~60分
営業時間:8:30~18:00 (5月1日~10月31日)
※公式練習日、競技開催日は営業時間が異なります。
HP:札幌 大倉山展望台
【訪問時期:2009年8月/最終更新:2018年9月】