砂洲の道路を走って志賀島へ
福岡市の北部、博多湾に突き出ている海の中道は幅最大約2.5km、長さ約8kmにも及ぶ巨大な砂洲の上に作られた道で、周囲は大型ホテルや海水浴場などのレジャー施設が立ち並ぶリゾートエリアになっています。 そんなリゾートエリアの先を進むといよいよ幅が狭まってきて、道路とわずかな砂浜を残して両側を海に挟まれている区間もあります。
そんな変わった道を進んだ先に志賀島があります。
博多湾周辺には志賀島と能古島と玄海島がありますが、志賀島はその中では唯一陸続きになっている島です。 志賀島は周囲11kmの小さな島で、島の海岸線をぐるりと県道542号線で回ることができます。
海ノ中道沿いは立派なリゾート地として開発されているのに対して志賀島は意外なほどリゾート要素は少なくて離島本来ののどかな漁村といった感じです。
そんな志賀島の潮見公園展望台に立ち寄りました。 高いところが大好きな僕にとっては絶好なロケーションにありました。 志賀島の山奥にポツンとある小さな公園。 そこに少々年期の入った展望台があります。
展望台から見る海の中道方面
さっき通ってきた道がひと目で見渡せます。 こうやって上から見るとどれだけ奇抜な地形なのかわかりますね。
この日はパラパラ雨のどんより空でしたが、福岡市街まで確認できました。 中央の針みたいな建物が福岡タワーですね。
360°全体を見渡せて玄界灘と博多湾に囲まれた独特な風景を眺めます。
海の中道の開発されたリゾート道路と素朴な志賀島巡り、大都市福岡すぐ近くとはちょっと思えないのどかなツーリングスポットです。
案内:博多駅から国道3号を北進して都市高速高架下の交差点を左折、「海の中道 志賀島」方面へ
料金:通行無料
バイク駐輪場:潮見展望台に無料駐車場あり、四輪と共用
該当区間:国道3号~志賀島手前まで約13km、志賀島1周約10km
参考HP:福岡・博多の観光案内サイト「よかなび」
【訪問時期:2011年11月/最終更新:2019年6月】
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・マーカーの位置は「潮見公園展望台」を指しています。