生月島の最北端にある小さな灯台
陸路で行ける長崎の離島、生月島(いきつきしま)を延々と北上すると最終的にこの大バエ灯台にたどり着きます。
大バエ灯台は生月島の最北端に位置する高さ10mほどの小さな灯台ですが、標高100m地点の断崖絶壁の上にあるので抜群の景色が見られると人気の灯台です。 陸路で行けるとは言え離島の果ての果てなんですが、意外にもレンタカーの観光客もチラホラいてかなりの人気度が伺えます。
こちらが大バエ灯台。 「大バエ」は正式には「大碆」と書きます。 むやみに大きくも無い簡素な灯台がまた、小さな島らしくて最果て感を出してくれます。
灯台をぐるりと囲むように、観光客も無料で見学できる展望台も設置されているので気軽に灯台の上の部分まで登れます。
灯台の中に入って内部のらせん階段でレンズ部分まで登れる灯台は数ありますが、観光客向けにわざわざ外側に階段を設置した灯台は珍しいかも。
灯台から北東部あたりを見下ろした景色。 灯台自体は小さいけど、海抜100m以上の断崖に位置するため灯台から360°見渡せる大絶景が広がります。 奥に見える島は的山大島・・・だと思う
この写真だと全く伝わらないですが、実際に眺めてみれば地球が丸いことを感じさせてくれるほど広大な大海原が見渡せます。 見晴らしがいいと対馬まで見えるそうですがそこまでは確認できず。
ここから見る生月島の姿もなかなかのもの。 さっきまで走っていた県道42号線の道筋や大バエ鼻周辺の断崖がとても印象的です。
いろいろな側面が見える生月島のメインにふさわしい展望スポットとして観光客もよく訪れます。 生月島と平戸島併せて島巡りツーリングに最適なスポットです。
住所:長崎県平戸市生月町御崎26-2
・県道42号線をひたすら北上すればいいので迷うことは無いでしょう
料金:無料
バイク駐輪場:灯台手前に駐車場あり。灯台まで徒歩1分(無料/四輪と共用)
所要時間:約30分
【訪問時期:2011年11月/最終更新:2019年6月】