沖縄の原風景が残る島
浜比嘉島(はまひがじま)は沖縄本島から海中道路と浜比嘉大橋で繋がっている周囲7kmの小さな島で、ちょっとした離島気分を味わえるほどのんびりとした時間が流れています。
浜比嘉島から見る浜比嘉大橋 浜比嘉大橋は1997年に架けられた全長1430mの橋で、海中道路を経由して沖縄本島と繋がっている唯一の橋です。 浜比嘉島側には浜比嘉大橋と海岸を見渡す展望台があります。
浜比嘉島は2つの集落と1軒のリゾートホテルがあるものの、ほとんど観光客の来ない静かな島でイメージ通りの沖縄らしいのどかな時間が流れています。 集落内には沖縄伝統の赤瓦屋根の一軒家が多く建っています。
さらに浜比嘉島西部にはあまり知られてないビーチがあるそうなので海遊びをしたければ立ち寄ってみるのもいいかも。
さて、浜比嘉島はとても神聖な島としても名高く、島の南西部にはシルミチューという神様の墓があります。 島を西回りで回った先の行き止まりにバイクを停めて歩いていきます。
このシルミチューの車置き場からの海の景色もきれいです。 どの海岸線に出てもまるでプライベートビーチのような海が続くのは本島に沖縄らしいです。
ちょっと海で遊びたかったけどとりあえずシルミチューへ行きますシルミチューへは階段100段あまりを登った先にあります
シルミチュー霊場 琉球開闢(かいびゃく)の祖神とされる、女神「アマミチュー」と男神「シルミチュー」がこの島に降り立ち、それから琉球の人々が増えたといわれています。
ここはそのシルミチューの霊場として、今も祈りをささげる参拝者が訪れる神聖な場所です。
このアマミチューとシルミチューの墓も浜比嘉島の西側にあるそうですが、そこまでは行かなかったのでわからず。 通ったとは思うけど・・・
気軽に行けるわりにはあまり知られてない穴場のスポットなので、海中道路まで行ったからには絶対に外せないパワースポットです。
案内:県道10号海中道路と県道238号浜比嘉大橋を渡り継いだ先。 迷わずに島に入れると思います
料金:見学無料
バイク駐輪場:各所無料、四輪と共用
・アマミチュー・シルミチューは観光施設では無いので参拝者の迷惑にならないよう見学してください
所要時間:約120分
【訪問時期:2011年6月/最終更新:2019年12月】