バイクで山頂まで行ける!火口を間近に見る
※2019年8月時点では噴火警報レベル2のため、阿蘇山公園道路(有料道路)入口より先は通行止めとなっています。 下記HPより最新の火口規制情報を確認してください。
阿蘇パノラマラインを伝って阿蘇山を登り詰めたところに、旧・ロープウェーの駅があります。 そのロープウェーと併走するように続く有料道路が、阿蘇中岳の火口を見学することが出来る阿蘇山公園道路になります。
登山道路終点から見下ろす阿蘇公園道路とロープウェー駅 中岳の山頂まで直接バイクで行けるの活火山はそうそう無いので、ワクワクします。
有料区間の距離は短いものの阿蘇パノラマライン同様、阿蘇山のだだっ広い高原の中を豪快に突っ切った登山道路は阿蘇登山ツーリングの頂点にふさわしいダイナミックな景色を楽しみながら走れます。
そして阿蘇山公園道路終点は中岳火口を見学できる散策路が続いています。 周囲には噴火時の緊急用退避壕がいくつも建てられていて、物々しい感じもします。
第二火口周辺
阿蘇山公園道路までは一面生い茂っていた草原も、ここまで来ると無くなってとても荒涼とした風景です。
阿蘇山を形成する「阿蘇五岳」の一つ、中岳は標高1506mの活火山で、今も火口からモクモクと噴煙を上げています。 そんな中岳火口をかなり間近に見ることが出来ます。
群馬・長野の志賀高原道路の湯釜や宮城・山形の蔵王の御釜のような、水色の火山湖から水蒸気混じりの噴煙が立ち上っています。
標高が高いので霧が発生してたり、噴煙がものすごくて火口まで見えにくい場合も多いですが、この時は運が良かったのか、ハッキリと火口を確認できました。
阿蘇の景色はどこを切り取っても、とても日本とは思えないくらい桁外れなスケールに驚かされます。
全国走り回っていろんな景色を見た僕でも阿蘇の風景は日本で1.2を争うくらいの絶景スポットだと思います。
阿蘇エリアは他にも見所だらけですが、阿蘇パノラマライン~中岳火口までのルートは絶対に行くべき!
案内:阿蘇パノラマラインをひたすら標高を上げていくと旧ロープウェーの建物や「阿蘇山上」の案内板が見えるので迷うことは無いと思います。
料金:二輪(全排気量)通行料200円(往復)
バイク駐輪場:有料道路終点に駐車場あり(無料,専用スペースあり)
該当距離:約1.2km(有料区間)
所要時間:60~90分
・通行時間
3月20~10月31日・・・8:30~18:00(17:30ゲート閉門)
11月のみ・・・8:30~17:30(17:00ゲート閉門)
12月~3月19日・・・9:00~17:00(16:30ゲート閉門)
交通規制等:特になし(自転車も通行可/無料)
ただし、火山活動によっては通行不可の場合あり
HP:阿蘇火山火口規制情報
・ロープウェー乗り場から先は火山活動次第で通行不可の場合が多くあります。 上記HPで確認をしてください。
【訪問時期:2009年8月/最終更新:2019年8月】