四国の温泉を代表する、日本最古の温泉
道後温泉の象徴となっている道後温泉本館を中心にホテルやアーケード、歓楽街に風俗街までもが密集している、いろんな意味でディープな温泉街です。
電車移動での道後温泉玄関口となる道後温泉駅。 駅舎もかなり趣のある建物ですし、路面電車がある街って情緒があって好きです。
道後温泉駅のすぐ隣に路面電車の名物列車「坊ちゃん列車」が展示されています。 坊ちゃん列車運行中は当然ながらいませんが、道後温泉駅の奥で人力で転回している姿も見られるかもしれません。
同じく道後温泉駅前にある坊ちゃんカラクリ時計。 8:00~22:00の間に通常は1時間,シーズン時は30分置きにカラクリ時計が動きます。 このからくり時計の隣には足湯もあります。
道後温泉駅から道後温泉本館まではこの道後温泉商店街で繋がっています。 L字型のアーケードで、お土産屋が多め。 中心街の一番街とはまた違う、落ち着きのある賑やかさがあります。
道後温泉商店街を潜り抜けた先に道後温泉本館があります。 道後温泉本館。 現在の建物は1894年に神の湯本館が竣工されたのを初めに明治~大正時代に改築されたもの。 国の重要文化財に指定されています。
日中に見る道後温泉本館もいいですが、夜になるとライトアップするのでおすすめ。
見る角度によって建物の雰囲気が全然違うのでぐるっと回ってみるといいでしょう。 特に道後温泉本館南側にある駐車場内の「空の散歩道」※地図※からは道後温泉本館全体を上から見ることができるのでオススメ。
「千と千尋の神隠し」のモチーフの1つになったことでも有名なだけあって明治~大正浪漫がある建物です。
ネックなのはシーズン時の混雑さ。ごちゃごちゃな人ごみの中では風情も何も感じられないのがマイナス点ですが平日ならまだいけるかも。
そして入浴料金は神の湯入浴のみのシンプルなコースで420円から。 これだけ有名な温泉観光名所だから1000円くらい取られるのかと思ったら意外とリーズナブルな値段設定。
人が多すぎて中の写真までは撮れないので詳しくは道後温泉のHPを参考にしてもらいたいですが、アルカリ性単純泉のお湯は無色透明無味無臭。 石造りのお風呂がとにかくレトロで重厚な感じがしました。
スーパー銭湯とまではいかずとも脱衣所も湯舟もそこらの銭湯とは段違いの広さ。 しかしさすがに人が多すぎてゆっくり浸かれる感じでもありませんでした。
そこで、2011年訪問時は道後温泉本館ともう1つの共同浴場の椿の湯も行きました。 L字型の道後温泉商店街のちょうど曲がる部分でアーケードとは逆の方向に曲がるとあります。
建物手前の出入り口は施設専用のお風呂らしいので一般客は奥のこちらから入ります。
温泉そのものは道後温泉本館と同じものらしく、情緒も道後温泉本館には劣りますがこちらは地元客が多く利用するだけあってそれほど混んでいません。
連休でごった返す道後温泉本館には入りたくないけど、せっかく来たなら温泉だけでも…って人向き。
料金:入浴料400円(1時間以内)
バイク駐輪場:道後温泉東側の無料駐輪場を利用※地図※(自転車と共用/常時満車気味/椿の湯まで徒歩約5分)
営業時間:6:00~23:00(22:30受付終了) / 定休日:なし
HP:道後温泉/椿の湯
★Googleマップで【椿の湯】を見る★
残念ながら僕はオープン後に道後温泉に行ってないので、もし機会があれば行ってみたいところ・・・。
※2019年より7年かけての大規模保存修理工事を行っているため、霊の湯入浴・2階以上の休憩室の利用を休止しています。最新の情報は下記HPを参照
※2017年5月時点の料金表
料金:しばらくの間は「神の湯420円(1時間以内)」のみ
・神の湯は女湯1か所男湯2か所ですが、工事中は女湯を閉鎖・男湯2か所の内1か所を女湯に変更されています
バイク駐輪場:道後温泉東側の無料駐輪場を利用※地図※(自転車と共用/常時満車気味/本館まで徒歩約1分)
営業時間:6:00~23:00(22:30受付終了)
定休日:なし
HP:道後温泉
【訪問時期:2007年~2017年に数回/最終更新:2020年5月】