幣拝殿が見事な春宮と異彩を放つ石仏
秋宮よりは観光客も少なくて静かな境内ですが、諏訪大社4社の地位は同格となります。
春宮の参道となる道路の真ん中には下馬橋という小さな橋が残されています
さて、境内へ入ると中央には大きな注連縄が付いた神楽殿が目に入ります。
神楽殿のすぐ裏には立派な幣拝殿があります。
春宮の建物の配置や社殿の構造は秋宮と全く同じですが、春宮は秋宮とは違ってどこかすっきりとした境内で、観光客もやや少ないからかとても落ち着いた雰囲気を感じました。
ここでは二社四宮それぞれの特徴を平均したような、標準的な諏訪大社の様相を味わえると思います。
さて、この春宮のすぐ北東側には万治の石仏という、かなり変わった大仏様がいます。
春宮から歩いて5分ほどで万治の石仏へ到着。
この石仏は1660年に作られた(と石仏に彫ってあったらしい)もので、高さ2.6mの小さな大仏です。
当時諏訪大社の大鳥居を作ろうとノミで彫っていたところ岩から血が流れ出し、驚いた石工がこの岩を大鳥居に使わずに改めて阿弥陀様を刻んで祀ったとされています。
諏訪大社下社春宮へ行ったらこちらも忘れずに行っておきましょう。 インパクトはかなり大きいですよ。
料金:諏訪大社・万治の石仏共に参拝無料
バイク駐輪場:春宮正面鳥居前付近に無料駐車場あり、二輪スペースも若干整備
・他の諏訪大社に比べると駐車場が少ないのでシーズン時は混雑気味
参拝時間:諏訪大社・万治の石仏共に参拝自由
・春宮の祈祷などは9:00~16:00
HP:諏訪大社
・下諏訪観光協会/万治の石仏
所要時間:諏訪大社約30分、石仏約20分
【訪問時期:2012年7月/最終更新:2021年6月】
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