【走】　天馬街道　★★★　【浦河町～広尾町】

襟裳岬ルートを大幅パス！日高と十勝を結ぶ快走路

　天馬街道は国道236号線の一部区間の名称で、襟裳岬をパスして日高地方の浦河町と十勝地方の広尾郡や帯広へと繋がる最短ルートです。　そのまま国道336号線を使って襟裳岬を経由するルートよりも30分ほど短縮できます。

　なので、襟裳岬に向けて走ってみたは良いものの、だんだんと霧が出だして、おそらく襟裳岬に着いても真っ白だろう・・・と、サッパリ諦めるなら、早々と天馬街道のルートに変更した方が良いかもしれません。　海上発生の霧ならば襟裳岬が霧真っ白でも、天馬街道の山間ならスッキリ晴れているパターンも多いです。

　天馬街道という名前の通り、この道路沿いには馬の牧場が点在しています。

　特に日高地方側で馬に出会えるかも？

　開通当時から長らく道内一の長さを誇っていた野塚トンネル(4232m)現在は黄金道路や道東自動車道のトンネルに抜かれ、道内で4番目の長さです。

★Googleマップで【野塚トンネルパーキング】の地図を見る★

　そしてこちらは天馬街道の道中でも休憩ポイント兼ランドマーク的スポットと思われる翠明橋公園から。　トップ写真の「天馬街道」の案内板がある撮影ポイントもこちらですね。この展望台の近くに湧水スポットがあり、自由に飲むことができます。　あいにく当時の僕はうっかり見落としてたので、湧水を味わっておりません・・・

　天馬街道は最高所で標高600mありますが、グングン標高を上げて峠を越えると言った訳ではなく、山に囲まれた中を淡々と走るような道になります。
　交通量も少なく、ほとんど人の気配が無いのでハイペースで走れる!･･･と思ったら、覆面パトカーが取り締まってたので注意が必要？

　ほかの観光道路と比べると一見地味ではありますが、ツーリングルート上かなりメリットのあるルートを通っているので、襟裳岬方面を諦めるならばこちらに逃げてみるのがオススメです。