◆セイコーマート&ホクレンスタンド 【北海道内各所】

北海道【道北】
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北海道ツーリングはこの2大企業によって支えられている!?

 北海道には北海道以外では中々見られないローカルチェーン店がいくつかありますが、特に北海道ツーリングをする上で最も実感できる2つのお店がコンビニのセイコーマートガソリンスタンドのホクレンです。

北海道をどこまで走っても絶対に見かける「セイコーマート」

  セイコーマートは北海道全域に店舗展開している北海道地盤のコンビニチェーンで、なぜか埼玉県と茨城県の一部地域にも展開しています。 ここ数年前に会社名を略称である「セコマ」と変えましたが、「セイコマ」とも略します。 北海道に上陸してセイコーマートの看板を見ると「あぁ、北海道に来たんだなぁ」って実感するものです(笑)

 その店舗網は北海道のどんな小さな村に行っても、必ずあると言っていいくらい北海道内をカバーしているので、ツーリングライダーの味方としてありがたいお店であり、地域では食料品や生活用品を買える貴重なお店として、もはや村のインフラとも思える側面も感じられます。

 そんな側面もあることから店内の品揃えはコンビニとは思えないほど充実していて、コンビニとしては珍しいチラシや特売日もあったりと、そこらのスーパーより安く買えたりします。
 セイコーマートオリジナルのプライベートブランド(PB)も多く、缶コーヒーが88円,500mlペットボトル98円などとお手頃価格。
 さらに1人前に小分けされた惣菜パックシリーズ(108円から)味付ジンギスカンパウチパック1人前(298円)もツーリングやキャンプメシに使い勝手がいいのでオススメです。 が、惣菜パックのパスタや麺類シリーズはマズかった思い出・・・今は改善されているのだろうか。

 セイコーマートで一番オススメしたいのは半数以上の店舗で取り扱ってるホットシェフという店内調理の惣菜や弁当を販売しているコーナーです。 上の写真のお店のようにセイコーマートの看板に「HOT CHEF」のマークがあれば取り扱ってます。

 弁当や丼物、大きなおにぎりやポテトやチキン類のスナック惣菜などどれもオススメですが、とりあえず食べて欲しいのは豚丼です。 豚丼 税込560円。 半熟卵付きもあったりもします。
 甘めのタレが絡んだ帯広風の豚丼で、とてもコンビニ弁当とは思えないほどおいしいです。
 どの店舗に行っても、いつ行ってもかならずある訳じゃないですが、コンビニ弁当買いにセコマに行って豚丼があったならば絶対に買いです。

チキン南蛮弁当税込550円。 たぶん期間限定の弁当だったはずですが、こちらもおいしかったです。
 他にもカツ丼や時期限定の弁当類もオススメですし、手作りの「大きなおにぎり」シリーズも小腹満たしに最適です。 逆に言うと、ホットシェフじゃない工場直送の弁当はそこらのコンビニ弁当並み。 せっかくならホットシェフの弁当を食べたいところです。

 ちなみに、セイコーマートクラブカードという会員カードは無料で作れて、何かと商品が値引きされるので数日間程度のツーリングでも作っておくとちょっとお得です。 帰ったら記念カードにもなりますしね。

 最近はセブンイレブンなどの大手が侵食してきていて、セイコーマートもそれに負けじと追随するようにイートインスペース引き立てコーヒーマシーンなど、大手と全く見劣りすること無い便利なコンビニとなっています。

 サークルKサンクス、エブリワン、ココストア、セーブオン、スリーエフ、、、 ローカル色あるコンビニが淘汰されつつある時代に貴重なローカルコンビニです。 旅先の小休憩ならばまずセコマを探してみましょう。

◆ セイコーマート ◆
案内:北海道内に1000店舗以上。 主要道路や町や村の中心部に多く店舗を出しているので見つけやすいです。

料金:ホットシェフ丼500円台~、各種弁当類400円台~。 各種商品コンビニより安め
バイク駐輪場:都市型店舗を除き、無料駐車場あり

営業時間:コンビニでは珍しく、全体の20%程度しか24時間営業していません。 概ね6:00前後~24:00前後の営業
定休日:ほとんどの店舗で元日休業

HP:セイコーマート
※各店舗の情報は上記HPを参照

 

ツーリングシーズンはライダー限定フラッグを販売 「ホクレンスタンド」

※画像はウィキペディアより

 ホクレン農業協同組合連合会、略してホクレンは北海道内の農畜産関連業を幅広く取り扱う連合会で、道外で言うJAのような組織です。 と言うか、一応JAの一員だけどあまりにも規模が大きいのでJAとはまた別物扱いされてるだとか。

 そんなホクレンの子会社の一つとしてガソリンスタンドのホクレンSSがあり、上の写真のような黄色い建物に一本の木のマークが目印です。
 これも北海道内のいたる所にあるので、北海道ツーリングでは大変貴重な給油所となります。 航続距離が短いバイクでも給油タイミングを誤ったりしなければ、ガス欠にならずに北海道を走りきれるのはホクレンのおかげですね。
 ただし、北海道のガソリンスタンドは土日祝休みの店が多いので注意してください。これはホクレンに限らず道内のガソリンスタンドに言えることですが。 最近は都市部を中心に無休のセルフスタンドが増えたとは言え、田舎で土日祝営業中のガソリンスタンドを探すのは困難です。

 さて、そんなホクレンSSは7月上旬から9月下旬にかけて北海道ツーリングを応援するホクレンフラッグキャンペーンをやっています。 写真は2013年のフラッグ このように例年「道北・道東・道央・道南」の4エリアごとに4種類のフラッグが用意されていて、キャンペーンに参加しているホクレンSSで給油をすると1本150円(1人2本まで)でこのフラッグがもらえます。

ちなみにこちらは今まで僕がかき集めた歴代フラッグ  左側のHONDAマークの赤いフラッグはホクレンSSではなく、2008年に北海道内のホンダバイク正規取り扱い店で交通安全署名と募金(100円~)をするともらえたフラッグなのでホクレンは関係ないです。 ホンダフラッグは最近見かけないのでもうやめてしまったのかもしれません。
 そのホンダフラッグの下の白い稚内フラッグは、ホクレンSS最北の稚内セルフで給油するともらえたフラッグです。 これも確か2008年の事で現在も扱ってるのかは不明。

 フラッグキャンペーンの開始日は毎年変動するのでHPを要チェック。
 キャンペーン中は長距離フェリー船内やホクレンSSにフラッグ参加店舗一覧が載ったパンフレットがあるのでまずはそれをゲットして探してください。
 なくなり次第終了なので8月下旬になると売り切れのスタンドが多くなってきます。 まだフラッグのあるスタンドは店頭に「フラッグあります」とでかでかと宣伝しています。 逆にその宣伝がなかったり「好評につき終了」(だったかな?)と宣伝されてたら売り切れなので外観で判断できるようになっています。
 さらに、最新のフラッグ販売or売切の店舗はHPで残り在庫数付きで一覧で確認できるので、確実にGETしたいのならHPを要チェック!

 シーズンになるとバイクにフラッグをくくりつけてなびかせるライダーをよく目にします。 北海道ツーリングを楽しませてくれるイベントのひとつなので是非集めてみてください。

◆ ホクレンスタンド (ホクレンSS) ◆
案内:北海道内に約280店舗展開。 町村エリアで有人店舗が多いものの、一部はセルフ店舗に転換しつつあります。

料金:ホクレンフラッグ150円(1人2本まで)
※2019年は7月1日~9月30日まで実施中
※二輪に給油を行ったライダーを対象にしたものです。 二輪以外に給油した人やフラッグのみの販売はしていません。
たまーにチャリダーで交渉して恵んでくれたみたいな話を聞きます(笑)

営業時間:おおむね「6:30~8:30前後」~「18:00前後~20:00前後」の店舗が多め。 お早めの給油を
定休日:日曜休みの店舗が多め、一部は土曜や祝日、平日休みも

HP:ホクレンSS
※8月中旬頃からフラッグ在庫あり店舗一覧も更新されます。要チェック

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