綺麗な坂道。ただそれだけ
当事出島に蘭学や貿易などでオランダ人と頻繁に交流していたこともあって、当時の長崎人にとっては「外人=オランダ人」という印象が強かったために、オランダ人以外の外国人もいる筈なのに「オランダさんが通る道」としてオランダ坂と言われたとされています。
そんな歴史背景もある坂なため、おそらく長崎観光では一番有名な坂道だと思います。
それだけにこのオランダ坂に大きな期待をしている人がいるかもしれませんが・・・
手前にある東山手甲十三番館は明治時代に当事外国人向けの賃貸住宅として建設、昭和初期からフランスの領事館としての役割を果たしていました。
今は喫茶店兼観光案内所として気軽に入ることが出来ます。
そんな生活臭がかえって旅情を増す町もあるにはありますが、少なくともオランダ坂周辺はそういう感じはしません。
なんというか、観光地と扱うには物足りないというか・・・。 「真の日本三大ガッカリ名所」とも揶揄されてるのにも納得がいってしまいます。
まぁ、グラバー園や大浦天主堂からちょっと散歩するにはいい場所にあるので時間があるなら行ってもいいかも? あんまり期待するとガッカリすると思います。
案内:長崎電鉄「石橋」の交差点から「オランダ坂通り」へ入る。 オランダ坂通りは道が狭く、急斜面なので注意
料金:散策無料
バイク駐輪場:大浦天主堂近くの市営松が枝 第1・第2駐車場 ※地図※にてバイク受け入れ可能(第1,第2共に30分60円,1日200円)
・オランダ坂まで徒歩約6分
見学時間:24時間
所要時間:約40分
参考HP:あっ!とながさき観光ガイド
【訪問時期:2007年7月/2013年9月/最終更新:2019年7月】