世界遺産の崎津天主堂と、足に自信のある方は展望公園へ
小さな港町にひっそりと佇む先津天主堂は天草諸島のほかの天主堂と比べて少し地味な色合いですが、よく見ると尖塔や窓枠など教会らしい細かい装飾が施されていて非常に凝っている建築物であることが窺えます。
元々禁教令や踏み絵が行われていた時代に隠れキリシタンとして密かに信仰が守られてきた背景を感じさせます。
そして2018年5月に世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の1つとして認定されました。
聖堂内はなんと畳敷きになっていて、和洋混在とした非常に珍しい構造になっています。 聖堂内は撮影禁止なので画像はなし。
さて、崎津教会近くの丘の頂上には「教会の見えるチャペルの鐘展望公園」と言う展望台があります
当時8月下旬だったので汗ダラダラでヘトヘトになりました。 登る前に飲み物の事前購入は必須!
そして登りつめた先には・・・
この展望公園にはこれくらいの設備しか無いですが、この十字架の存在感にはとても興味深いものを感じさせました。
長い階段がちょっとネックですが、どこか不思議な空間に迷い込んだかのような展望公園には楽しませてもらえました。 足に自信がある人は是非登ってみてください。
住所:熊本県天草市河浦町崎津539、国道389号から案内板あり
料金:無料
バイク駐輪場:チャペルの丘展望公園への階段前に車5台分※地図※と、さらに300m南に下った先にある漁港に車十数台分※地図※
共に無料,四輪と共用
・周辺は道の狭い漁村内なので路駐厳禁
開館時間:9:00~17:00、毎週日曜日はミサがあるため9:30開館
休館日:月曜日,その他教会行事がある日は臨時休館
※崎津教会はあくまで通常の教会として開いているので節度を持って拝観してください
参考HP:天草宝島観光協会/崎津教会
・天草宝島観光協会/教会の見えるチャペルの鐘展望公園
所要時間:崎津天主堂約20分、展望公園約60分
【訪問時期:2009年8月/最終更新:2019年8月】