数少ない南九州へのフェリールート
↓以下の記事は現在は引退した旧「さんふらわあ さつま」に2013年に乗船した際の記録です↓
「さんふらわあ」は大阪~志布志航路の他にも大阪~別府、神戸~大分航路もありますが、僕が乗ったことがあるのはこの大阪~志布志航路のみです。
かもめフェリーターミナルの内部
かもめフェリーターミナルに停泊するフェリーさんふらわあ「さつま」(2013年時の旧船舶)
ちなみに当時はこの隣に宮崎カーフェリーの船も停まっていました
そうなるとかもめフェリーターミナルって今どうなってんだろ・・・?
それはともかく、受付を済ませて乗船します。 受付は出航1時間前に、繁忙期には2時間前には到着してほしいとのことです。
さんふらわあ船内エントランス
それでも売店からレストランに展望風呂にゲームコーナーなどなど、一晩を過ごすには問題ない設備は整っています。
ただ、やっぱ全体的にちょっと古めかしい印象はありました。
他には展望ロビーやエントランスロビーなどのくつろげるスペース、貴重品ロッカーとコインロッカーは無料でした。
売店の飲料や食品はほぼ定価だったのでとりわけ高いわけでも無さげ。お湯と足踏み式の飲水機ならありました。
部屋は二等のツーリスト
荷物置き場も無く、1人1人のスペースもかなり狭いのでこれは満室時にはかなり窮屈になると思います。 今回は2等の客数は少なくて良かったものの、混雑時にはもうちょっとグレードの高い部屋を選んだほうが無難だと思いました。
もちろん外のデッキへ出ることも
出航するときはちょうど夕暮れ時のかなりいいタイミングでした
ただ、この志布志航路は瀬戸内海を通らないので、明石海峡・瀬戸大橋・しまなみ海道の橋の下をくぐるイベントは無し。 まぁそれはしょうがないか。
■翌日■
船内レストランの夕食と朝食はそれぞれバイキング形式です。
夕食バイキングは1540円(当時)とそこそこのお値段だったので利用しなかったんですが、朝食バイキングは620円(当時)とかなりお手頃なお値段だったので利用しました。
朝食バイキングの時間は1時間と短い上、開始10分もするとレストラン入口には長蛇の列が。 それほど客が多い時期でもないのにかなり並んでたので、利用するならとにかく早く行ったほうがいいかもしれません
基本的に朝飯であったらいいなぁと思ってたものはほとんど揃ってて満足。 味は・・・なんかレトルトな感じがするけどまぁ値段相応かな?
鹿児島県志布志港に到着
約600km,15時間の船旅でした。 夕方に出航して、翌日の朝に着く理想の航路です。
北海道以外の長距離フェリーはこれが初めてだったんですが、さすがに北海道行きのフェリーと比べてはいけないかな?って思う部分がちょっとありました。 この辺は他の九州行きのフェリーがどんな設備なのか気になるところです。
ただ、さすが激戦区航路なだけあってか、期間限定でお得なプランや割引サービスがあったりするので、それらをうまく利用するとお得に乗れると思います。
また、2018年には新「さんふらわあ さつま/きりしま」が就航して、HP内の写真を見る限りでは2等の雑魚寝部屋も大幅に過ごしやすそうだったので、今の志布志航路にはかなり期待できそうです。
また、第1ターミナルは、さんふらわあ別府航路となります。 ただ、徒歩乗船の場合は第1ターミナルに集合した後に専用バスに乗って第2ターミナルに移動すると言うシステムとなります。
鹿児島県志布志港…鹿児島県志布志市志布志町志布志3292
国道220号/448号からも志布志港への案内板あり
◆料金(2019年10月~12月の通常期~繁忙期の料金)
ツーリスト:13,750円~15,280円
プライベートベッド:16,810円~18,330円
プライベートシングル:18,330円~19,860円 など
※上記旅客料金と別途二輪料金が必要
自転車:2,240円~3,260円
125㏄未満:4,480円~5,500円
125㏄以上:8,150円~10,190円
※上記通常料金の他にも基本割引のバイクプラン/志布志航路と大阪別府or神戸大分航路を組み合わせた周遊往復プラン/九州滞在はわずか約7~12時間!0泊2日の弾丸フェリープランなど、バイクも対象のお得なプランをシーズン時を除いてほぼ全期間販売しています
◆運行便数:1日1往復(運行ダイヤは曜日によって1時間ほど異なるので下記HPを要チェック)
※乗船手続きは出航60分前(繁忙期は120分前)までに済ませてください
乗船時間:約15時間
HP:フェリーさんふらわあ
【訪問時期:2013年9月/最終更新:2019年9月】
★Googleマップで各地点の地図を見る★
【 大阪南港コスモ(第2ターミナル) ◆ 志布志港 】